テツノワダチ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

テツノワダチ [編集]

No.0990 タイプ:じめん/はがね
特性:クォークチャージ(場がEFの間、またはブーストエナジーを持って場に出てから交代するまで、一番高い能力が上がる)
体重:240.0kg(けたぐり・くさむすびの威力120)
地/鋼HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
テツノワダチ901121207270106570クォークチャージ
ドリュウズ11013560506588508すなかき/すなのちから/かたやぶり
Aダグトリオ35100605070110425すなのちから/カーリーヘアー/すながくれ
パラドックス&原種HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
テツノワダチ901121207270106570クォークチャージ
イダイナキバ115131131535387570こだいかっせい
ドンファン90120120606050500がんじょう/すながくれ

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ほのお/みず/かくとう/じめん
いまひとつ(1/2)ノーマル/ひこう/エスパー/むし/ドラゴン/はがね/フェアリー
いまひとつ(1/4)いわ
こうかなしどく/でんき

ドンファンに類似したパラドックスポケモンの1体で、じめん×はがね複合。
同複合にアローラダグトリオドリュウズがいる。
前者は耐久力で上回るので差別化は不要だが、後者は単純なアタッカー構成だと火力面で劣るので多少の意識は必要。

ドンファンイダイナキバと同様の物理寄りのステータスだが、攻撃がやや低い代わりにガブリアスを抜ける素早さが特徴。
また10タイプを半減以下に出来る優秀な耐性により上述の二体よりサイクル戦に強い。
ただしドンファンと違い先制技を一切覚えられない。

ステルスロックが1/32、タイプ特性によりどくびし無効、こうそくスピンの習得などから、こちらに設置された罠の除去役としての適性もある。
素早さが上昇すれば殆どの相手を上から攻撃できるようになり、運次第ではあるがアイアンヘッドの怯みに賭ける戦法も可能。
また高い素早さからてっぺきを積み、ボディプレスで攻めるといった動きも可能で、結構器用。



特性考察 [編集]

クォークチャージ
基本仕様
隠れ特性や第2特性は存在せず、これのみ。
場がエレキフィールドであるか、持ち物がブーストエナジーである時に、HP以外の一番高い能力に補正がかかる。
両方の条件を同時に満たしてもフィールドによる発動が優先され、一度に2回発動することはない。
補正倍率は攻撃、防御、特攻、特防の場合は1.3倍、素早さのみ1.5倍。ランク補正ではないのでてんねんの影響を受けない。
実数値が最高値になるものが2つ以上ある場合、優先度がA>B>C>D>Sで設定されており、優先度の高い能力が補正対象になる。(例:AとSが最高値ならAが上昇)
ブーストエナジーは消費アイテム扱いなので、一度発動した後に引っ込んでもう一度場に出ても再発動できない。
ただし発動トリガーはエレキフィールドが優先されるため、エレキフィールド下で繰り出せばフィールドが変わるまでブーストエナジーは消費されない。
トレース・なりきりによる特性コピーや、スキルスワップによる特性の入れ替えはできない。Ver.3.0.0で特性の書き換えや無効化は可能になった。
またこの特性を持つポケモンにトリックなどでブーストエナジーを渡したり奪うことはできないので注意。特性が書き換え・無効化を受けている場合も同様。
個別考察
テツノワダチの場合、攻撃、防御、特攻、特防、素早さすべてに補正を掛けることができる。
特攻と特防を上げるためには性格補正込みで防御を下げる必要があるため、基本的には攻撃、防御、素早さのいずれかの選択になる。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
じしん100(150)100-タイプ一致技。性能安定。ダブルでは周囲全体攻撃。
イダイナキバと違いぶちかましは覚えない。
10まんばりき95(142)95-タイプ一致技。単体攻撃用やグラスフィールド対策に。
じならし60(90)100素早さ↓100%タイプ一致技。追加効果が優秀。後続サポートも兼ねた攻撃として。
アイアンヘッド80(120)100怯み30%タイプ一致技。性能安定。怯みも狙える。
ヘビーボンバー40~120
(60~180)
100ちいさくなるに
必中&2倍
タイプ一致技。体重は然程重くないためほとんど対フェアリー専用。
サーナイトオーロンゲデカヌチャン以外の一般フェアリーに最大威力。
ハードプレス100~1
(150~1)
100HP依存一致技。相手のHP割合に依存し威力変動。鋼版にぎりつぶす。
相手が満タン時の威力はアイアンヘッドを大きく超えるが不安定。
アイアンローラー130100フィールド破壊
フィールド無し
の場合は失敗
条件付きだが、最高火力。現環境では実質専用技。
エレキフィールドで特性を発動させる場合は非推奨。
アイススピナー80100フィールド破壊一致技と合わせて広範囲に抜群を取れる。
エレキフィールドで特性を発動させる場合は非推奨。
ストーンエッジ10080急所率+1対虫・飛行。命中不安。地面定番のサブウェポン。
いわなだれ7590怯み30%ストーンエッジの命中を気にする場合に。怯みを狙いやすい。
がんせきふうじ6095素早↓100%追加効果が優秀。命中安定。後続サポートも兼ねた攻撃として。
サンダーダイブ10095外すと反動威力は高いが、外すと反動がワイルドボルト以上に痛い。
じめんタイプやまもる、でんき無効の特性にも注意。
ワイルドボルト90100反動1/4エレキフィールドと高相性だが、反動が痛い。
無補正A252振りいのちのたま持ちで、
いかく込みHP244振りギャラドスを高乱数1(87.5%)。
はたきおとす65/97100道具排除追加効果が優秀。
メガホーン12085-対草悪超など。高火力だが命中不安。
ボディプレス80100自身の防御で
ダメージ計算
てっぺきと合わせることで高火力。
こうそくスピンノーマル50100素早さ↑100%Sに振った抜きエース用。一度積めば全抜きも狙える。
ゴーストには注意。
特殊技タイプ威力命中効果解説
てっていこうせん140(210)95使用後
HP50%消費
自主退場用。特攻は並程度あるので火力も期待できる。
ボルトチェンジ70100交代襷潰しをしつつ交代。地面に受けられると交代できないので注意。
無補正無振りでHP244振りギャラドス確3程度の威力。
テラバースト80<120>100タイプ変動テラスタル中はテラスタイプの技になり、実数値が攻撃>特攻なら物理技になる。
変化技タイプ命中解説
ステルスロック-サポート用。
エレキフィールド-サポート用。特性発動にも。
てっぺき-防御2段階アップ。ボディプレスの威力アップにも。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
こうそくスピン
からげんき
のしかかり
ゴースト無効。格闘が一貫する。
テラバースト火傷無効。水と地面が一貫する。
テラバースト対炎・地面。
サンダーダイブ
ワイルドボルト
ボルトチェンジ
まひ無効。弱点も耐性も減るが、地面が一貫する。
テラバースト対水・地面。粉技無効。炎が一貫する。
アイススピナー対草・地面。炎と格闘が一貫するほか、耐性が一気に劣悪になる。
ボディプレス
テラバースト
解説
テラバースト格闘半減。地面が一貫する。
じしん
じならし
10まんばりき
タイプ一致技の強化。最大火力強化になるが、耐性の大部分を失う。
テラバースト地面無効。
テラバースト対格闘。
メガホーンくさ。格闘と地面が半減になる。炎が一貫する。
ストーンエッジ
いわなだれ
ひこう。地面定番のサブウェポン。
テラバースト格闘無効。
テラバースト炎と水が半減になる。水のサブウェポンの氷には注意。
はたきおとす
テラバースト
いたずらごころ耐性の獲得。格闘が一貫する。
アイアンヘッド
ヘビーボンバー
アイアンローラー
ハードプレス
タイプ一致技の強化。耐性を減らしすぎずに火力を上げるなら。
最大火力はヘビーボンバーの最大威力になるが、あまり重くないので現実的ではない。
テラバーストテラバースト以外のフェアリー打点こそ無いが、攻守ともに格闘相手に刺さる。
毒技と鋼技は元々半減以下、かつそれらのタイプ相手にはじしんで弱点を突ける。

型考察 [編集]

アタッカー型 [編集]

特性:クォークチャージ
性格:いじっぱり/ようき
努力値:攻撃252 素早さ252
持ち物:ブーストエナジー/いのちのたま/こだわりスカーフ/こだわりハチマキ/ラムのみ
確定技:じしん/アイアンヘッドorヘビーボンバー
優先技:アイススピナー
選択技:ワイルドボルト/はたきおとす/メガホーン/ストーンエッジorいわなだれ/ボルトチェンジ/こうそくスピン
変化技:エレキフィールド/ステルスロック

スタンダードなアタッカー。
アイススピナーは一致技の補完として優秀だが、エレキフィールドで特性を発動していた場合は効果が切れることに注意。


相性考察 [編集]

水×飛行複合はお互いの弱点を完全に補いあうため、相性が良い。どちらも一方の弱点(電気、地面)を無効化できる。
飛行×ドラゴン複合も、氷以外のすべての弱点をカバーできる。


対テツノワダチ [編集]

注意すべき点
はがね+じめんの優秀なタイプに加え、S106から一致技、はたきおとす、ステルスロックなど優秀な技を撃ってくる。
ボルトチェンジを覚えるためサイクル戦に非常に強い。
アイススピナーを覚えるため、地面タイプやドラゴンタイプでも油断できない。
対策方法
攻撃種族値は112と並外れて高いわけではないため、等倍や不一致弱点ならそれほどダメージは入らない。
また特防は低めなので、ヤドランテツノツツミウォッシュロトムなどの特殊アタッカーで一致弱点を突く。
テツノツツミなら素の素早さも抜いており圧倒的有利。

外部リンク [編集]