ガチグマ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

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特殊個体はこちら→ガチグマ(アカツキ)

ガチグマ [編集]

No.901 タイプ:じめん/ノーマル
通常特性:こんじょう(状態異常の時攻撃が1.5倍になる)※ヒメグマのとき「ものひろい」
     ぼうだん(弾や爆弾技に当たらない)※ヒメグマ、リングマのとき「はやあし」
隠れ特性:きんちょうかん(相手はきのみを食べられない)※ヒメグマのとき「みつあつめ」
体重  :290.0kg(けたぐり・くさむすびの威力120)
重火力地面HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ガチグマ130140105458050550こんじょう/ぼうだん/きんちょうかん
イダイナキバ115131131535387570こだいかっせい
ランドロス(霊獣)89145901058091600いかく
ディンルー155110125558045570わざわいのうつわ
ガチグマHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ガチグマ130140105458050550こんじょう/ぼうだん/きんちょうかん
ガチグマ(アカツキ)113701201356552555しんがん
進化前後HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ガチグマ130140105458050550こんじょう/ぼうだん/きんちょうかん
リングマ9013075757555500こんじょう/はやあし/きんちょうかん

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)くさ/こおり/かくとう/みず
いまひとつ(1/2)どく/いわ
いまひとつ(1/4)---
こうかなしゴースト/でんき

リングマの進化形にして、SVでは固有タイプとなるノーマル×じめん複合。
不要な特攻を削り、攻撃と耐久力が向上。重火力アタッカーとしてより完成度が高い配分になり、特に物理耐久の強化が目覚ましい。

こんじょう持ちではローブシンと並ぶ最高の攻撃種族値を持ち、特性発動後の火力は圧巻。地面複合になったことで攻撃範囲も広がった。
状態異常に強いだけでなく、ランク補正ではないのでてんねんでは対策にならない。後者は優秀な同特性持ちが多い第九世代では重要な要素。
一方で状態異常耐性の代わりに独自の耐性を得られるぼうだんも優秀で、初見では型を読みづらい。

元が第二世代出身のノーマルということでサブウェポンも豊富。
はらだいこ、つるぎのまいと火力を別途補強する変化技も覚え、火力方面の心配はまず無い。

ただし、一致技の補完は良好だがどちらも無効タイプがあるため、読まれて受け回されると厳しい。
また数値上の耐久力は強化されたとはいえ、鈍足で被弾しやすく、特性や技で耐久力を削られるため、過信はできない。
タイプの追加により攻撃範囲や耐性が増えた一方、弱点も4つに増えている。
現環境ではパオジアンテツノツツミセグレイブと一致でこおり技を使ってくるアタッカーも多いため、それらへの対策も必要。
総じて強力なポケモンではあるものの、デリケートな部分もあるため雑に振り回さずに高い火力を押し付けていけるように立ち回ろう。

第九世代DLC「碧の仮面」にて、特殊個体であるガチグマ(アカツキ)が登場。
タイプこそ同じだが、向こうは鈍足特殊アタッカー配分なので差別化は気にしなくてよい。代わりに種族名が全く同じのため、そちらとの同時採用はできない。
現状はアカツキ個体が希少な特殊じめんアタッカーという点と、霊獣ランドロスディンルーなどほかの優秀な物理じめんアタッカーとの競合もあり、こちらの採用率は減少している。

10まんばりき、くさわけを新規習得。こんじょう型でも素早さ補強が可能になった。
第三世代以来にのしかかりも再習得した。DLCでうちおとす、ほえるを再習得。



特性考察 [編集]

こんじょう
状態異常で攻撃力1.5倍。やけどによる攻撃低下も無効。
状態異常玉を持たせることで能動的に発揮できるが、じゃくてんほけんなどほかの持ち物でも有用な特性。
からげんきとの相性もよく、技を縛らずにかなりの火力を手に入れられる。
ネックである素早さの低さも、トリックルーム下で運用すれば逆に活かすことができる。
ダメージ量が火傷<猛毒のため、「ぼうだんとの択を迫る」「特性が奪われる」などの特殊な状況を考慮しない限り、持ち物はかえんだま一択になる。
なお、いやしのねがいやみかづきのまいで再出撃した場合はかえんだまの発動を1ターン待つ必要がある点に注意。
ぼうだん
弾(ボール)や砲、爆弾(ボム)と名の付く特定の技を無効化する。
対象技は特殊技が多く、それらに耐性を得られることで擬似的な特殊耐久の補強に繋がっている。
特に自身の弱点であるエナジーボール、きあいだま、はどうだんを防げるのは大きい。
またテラスタルをしてノーマルタイプが消えてもシャドーボールが防げるため、環境トップであるハバタクカミに対し大きなアドバンテージを得られるのがうれしい。
ダブルバトルで味方のかふんだんごも防いでしまい、回復できなくなる点は注意。
現環境でほかに同特性を持つのはブリガロンジャラランガ。役割がそもそも違うので差別化は不要。
ヤバソチャの「シャカシャカほう」は名前に「ほう」とあるが特性の対象外。弱点かつ火傷付与の効果もあるので注意。
  • ぼうだんで防げる技(廃止技を除く)
    ボール系ウェザーボール、エナジーボール、エレキボール、ジャイロボール、
    シャドーボール、きあいだま、かえんボール
    砲弾系でんじほう、かえんだん、はどうだん、タネマシンガン、ロックブラスト
    爆弾系かふんだんご、タネばくだん、ヘドロばくだん、アシッドボム
きんちょうかん
隠れ特性。相手のきのみの発動を妨害する。
回復きのみによる確定数ずらし対策のほか、あくびループをラムのみで無効化されることを防げる。
状態異常玉に頼らない戦術を取る場合に候補となりうるが、火傷に強くなるこんじょうも有用なため選択となる。
場に出た瞬間アナウンスされるので、こんじょうでないことがバレる点に注意。ほかの特性よりも優先してアナウンスされるため、素早さ判定にも使えない。
火傷対策に火傷の攻撃低下を無視するからげんきを搭載するのもあり。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
じしん100(150)100-タイプ一致技。性能安定。ダブルでは周囲全体攻撃。
ぶちかましには威力で劣るが、高めの耐久を削らずに済む。
ぶちかまし120(180)100防御・特防↓タイプ一致技。威力でじしんを上回るが、デメリットが痛い。
リングマの時は覚えられない。
10まんばりき95(142)95-タイプ一致技。ダブルでの単体攻撃やグラスフィールド対策に。
デメリット無し。
からげんき70→140
(105→210)
100状態異常時
威力2倍
状態異常型のメインウェポン。
こんじょうと違い、ねむり状態とこおり状態では発動しないので注意。
すてみタックル120(180)100反動1/3一致技。こんじょう型以外での候補。威力は高いが反動が痛い。
のしかかり85(127)100麻痺30%一致技。こんじょう型以外での候補。性能安定で反動無し。
インファイト120100防御・特防↓威力・範囲ともに優秀だが、じめん技と範囲が被り、耐久も下がる。
アームハンマー10090素早さ↓トリックルーム下なら攻撃しつつ上を取る範囲が広げられる。やや命中不安。
ドレインパンチ75100HP吸収1/2耐久面の底上げに。ビルドアップと相性が良い。
きあいパンチ150100優先度-3DLCで習得。超威力だが読みが必要。交代読み推奨。
かみくだく80100防御↓20%ゴースト対策に。ミミッキュハバタクカミには等倍。
じごくづき80100音技封じDLCで習得。基本的にかみくだくと選択でよい。
しっぺがえし50/100100後攻で威力2倍優先度0だが、鈍足なので条件を満たしやすい。
ゆきなだれと違い、被弾しなくても威力は2倍になる。
ストーンエッジ10080急所ランク+1地との相性補完として。命中不安。
いわなだれ7590ひるみ30%トリックルーム中なら怯みを狙える。
うちおとす50100相手着地浮いている鋼やゴーストに地面技を強引に通せるようになる。
がんせきふうじ6095素早さ↓100%命中安定で追加効果優秀な岩技。Sに振る型の場合は有用。
ダストシュート12080毒30%対草・妖。特に後者へは最大打点。
じゃれつく9090相手攻撃↓10%4倍狙い。対一撃ウーラオス竜悪
ゆきなだれ60100優先度-4
被弾時威力2倍
被弾時はれいとうパンチよりも威力が高い。
れいとうパンチ75100こおり10%4倍ピンポイント。
ほのおのパンチ75100やけど10%4倍+アーマーガアピンポイント。
サンダーダイブ10095外すと反動威力は高いが、外すと反動が痛い。
じめんタイプやまもる、でんき無効の特性にも注意。
かみなりパンチ75100まひ10%4倍+アーマーガアピンポイント。反動を嫌うなら。
タネばくだん80100-ほぼ水・地面ピンポイント。
くさわけ50100素早さ↑準速で積むと最速FCロトムや準速100族を抜ける。
元が鈍足のため抜ける範囲は多くないが、調整して中速帯を抜く手段として。
ヘビーボンバー40~120100体重比依存
ちいさくなるに
必中+威力2倍
対フェアリー。D振りでの対ハバタクカミ
一般フェアリーにはオーロンゲデカヌチャン以外に最大威力。
シャドークロー70100急所率+1対超霊。ハバタクカミクレセリアorふうせんサーフゴーで技を一貫させるなら。
なげつける~130100持ち物による状態異常玉の発動後に投げつける。そのときの威力は30。
特殊技タイプ威力命中効果解説
テラバースト80<120>100タイプ変動テラスタル中はテラスタイプの技になり、実数値が攻撃>特攻なら物理技になる。
変化技タイプ命中解説
まもる-安全に状態異常を発動させるために使用。読まれやすい。
あくび-交代読みや積み技を使う相手を流す。
つるぎのまい-ぼうだんで決定力を補うために。
ビルドアップ-素の耐久が高いので、耐えつつ積める可能性はある。
はらだいこ-いろいろとサポートが必要だが、積めれば圧倒的な火力。
ちょうはつ100相手の変化技を封じる。遅いので使いづらい。
ふきとばし-積み技対策。まもる・みがわり貫通かつ必中。ぼうおんには無効。リングマは習得不可。
  • じゃれつくについて
    地面や格闘技と違いからげんきとの相性補完は無く、抜群でも等倍からげんき以下の威力なので4倍、ヤミラミミカルゲピンポイント。
    ぼうだんやテラスタルで使う前提でなければ優先度は低い。
    からげんき、地面、格闘が通らない相手ならかみくだくの方が通りやすい。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
からげんき
すてみタックル
のしかかり
からげんきの更なる威力向上に。弱点が格闘のみになるが、半減・無効も減る。
ほのおのパンチハバタクカミ。ゴースト技や変化技に出せればサーフゴーも相手にできる。
その場合はきあいだまやシャドーボールが防げるぼうだんも有り。
かえんだまが不発になるが、影響が出るのは先発・死に出し初ターンにテラスタルを切った場合のみ。
対策としてはやけど状態になった後にテラスタルするか、どくどくだまを持たせること。
テラバースト水と氷が半減だが、草が一貫する。
サンダーダイブ
かみなりパンチ
弱点をスイッチ+最小限に。一致技の通りにくいアーマーガアに刺す。
タネばくだん
くさわけ
粉技無効だが、こんじょう型だと恩恵は小さい。
水タイプを返り討ちにしたいなら。ただし氷が一貫する。
ゆきなだれ
れいとうパンチ
抜群範囲こそ優秀になるが、格闘が一貫し、ほかの耐性も劣悪に。
インファイト
アームハンマー
けたぐり
ドレインパンチ
きあいパンチ
解説
ダストシュート
テラバースト
ハバタクカミこんじょう型ならオオニューラにも強い。
ぶちかまし
じしん
岩・毒耐性と電気無効を残して一致技の強化に。
つばめがえし
テラバースト
草と格闘が半減だが、氷が一貫する。
テラバースト対格闘。
テラバースト草・格闘半減、氷も等倍。攻撃面の恩恵はほぼ無いが、防御面は種族値と好相性。
ストーンエッジ
いわなだれ
がんせきふうじ
草・水・格闘が一貫する。
シャドークローからげんき無効のゴーストへの打点。トリル中にカイリューのしんそくで倒されるのも防げる。
ぼうだんであればシャドーボールが通じないため、ゴーストに強いゴーストになる。
テラバースト草と水が半減だが、氷が一貫する。
かみくだく
じごくづき
しっぺがえし
ゴーストへの打点に。いたずらごころ耐性の獲得。
ヘビーボンバーハバタクカミ。ゴーストや変化技に出せればサーフゴーも相手にできる。
耐性は優秀だが、格闘が一貫する。
じゃれつく対格闘。優秀な技範囲に。
元のタイプから毒や鋼を呼ばない点も相性が良い。
ステラテラバーストタイプはそのままに、各技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

こんじょう火炎玉草分けアタッカー型 [編集]

特性:こんじょう
性格:いじっぱり/ようき
努力値:AS252 残りBorD
持ち物:かえんだま(優先)/どくどくだま
確定技:からげんき/くさわけ
優先技:ぶちかましorじしん/ドレインパンチ
攻撃技:れいとうパンチ/いわなだれorストーンエッジ/ヘビーボンバー/じゃれつく
変化技:あくび/ビルドアップ/まもる
テラスタイプ:ノーマル/ゴースト

かえんだまでこんじょうを発動させ、からげんきの火力を底上げする型。
くさわけですばやさ補正もかけ、一気に全抜きを狙える。
初動で1ターン待たないといけない点は注意。

HP実数値は無振りで205と奇数なので、努力値の残りはBかDに振るべき。

物理アタッカー型 [編集]

特性:こんじょう/ぼうだん
性格:いじっぱり/ゆうかん
努力値:HA252 B4
持ち物:とつげきチョッキ/いのちのたま/こだわりハチマキ/かえんだま(こんじょう)/ラムのみ(ぼうだん)
確定技:ぶちかましorじしん/すてみタックルorのしかかりorからげんき(両立可)
攻撃技:ダストシュート/ストーンエッジorいわなだれ/じならし/れいとうパンチ/サンダーダイブorかみなりパンチ/ほのおのパンチ/かみくだくorじごくづきorしっぺがえし/ヘビーボンバー/じゃれつく/タネばくだんorくさわけ
変化技:ビルドアップorつるぎのまい/まもる/あくび/ちょうはつ
テラスタイプ:ノーマル/地面/炎/電気/毒/鋼/フェアリーなど

重戦車型のアタッカー型。
じめんとノーマル技の通りがよく、ほぼ等倍以上を取れる。
この2タイプを両方半減以下にするのは飛行複合かふゆうの鋼or霊、草/霊複合どしょくミミズズ
残りの技はこれらの弱点を狙いにいくか、変化技で対応するかで決めればよい。

物理受け型 [編集]

特性:ぼうだん/きんちょうかん
性格:わんぱく
努力値:HP252 防御252 防御4
持ち物:たべのこし/回復きのみ/ゴツゴツメット
確定技:ビルドアップ/ねむる
優先技:じしん
攻撃技:のしかかり/ストーンエッジorいわなだれ/れいとうパンチorゆきなだれ/かみなりパンチ/ドレインパンチ
変化技:あくび

高い耐久を活かし相手の攻撃を受ける。抜群を突かれなければ十分受けきることが可能。
数値こそかなりのものだが、格闘弱点が足を引っ張っており、インファイトなどの高威力技は受けきれない。
インファイト使いには防御↓の隙を狙い返しの一撃で沈めるのが無難。

ラムやオボンでの回復を封じられるきんちょうかんも候補。あくび採用時は特にあると便利。

ドレインパンチも習得できるためビルドレインも可能。


対ガチグマ [編集]

注意すべき点
特性こんじょうにより、やけどやてんねんでの対策が不可能な物理アタッカー。
ノーマル一致からげんきの威力はとてつもなく、HBヘイラッシャが確2になる威力。数値受けはまず不可能。
サブウエポンも非常に豊富で、対策ポケモンを出しても弱点を突かれる可能性がある。
おまけに耐久も非常に高く、一撃で倒すのは困難を極める。
トリックルームで出られると大打撃は免れないので注意。
対策方法
鈍足かつ弱点多数。
氷や草の高火力で上から縛れればおいしい。ただし耐久が高いので強化アイテムなどによる補強はほぼ必須。
トリックルーム自体は展開させないことが第一。
もし展開されてしまったらガチグマよりさらに遅いポケモンを出すか、まもるなどを駆使して時間を稼ぐこと。
S50とトリルアタッカーにしてはやや早めなので下は取りやすい。
+  対策ポケモンの例

リングマ [編集]

No.0217 タイプ:ノーマル
通常特性:こんじょう(状態異常の時に攻撃が1.5倍になる。やけどによる物理技の威力低下を無視する)※ヒメグマのとき「ものひろい」
     はやあし(状態異常の時に素早さが1.5倍になる。まひ状態でも素早さが下がらない)
隠れ特性:きんちょうかん(相手は木の実を食べられなくなる)※ヒメグマのとき「みつあつめ」
体重  :125.0kg(けたぐり・くさむすびの威力100)
根性/毒暴走ノーマルHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
リングマ9013075757555500こんじょう/はやあし/きんちょうかん
奇石持ち無振り換算122122594
奇石持ち極振り換算138138626
ガチグマ130140105458050550こんじょう/ぼうだん/きんちょうかん
ザングース7311560606090458めんえき/どくぼうそう
イキリンコ緑/青829651455192417いかく/はりきり/こんじょう

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)かくとう
いまひとつ(1/2)---
いまひとつ(1/4)---
こうかなしゴースト

第二世代出身の単ノーマルポケモン。進化後であるガチグマの登場により、ページを統合した。
同じく重火力アタッカー型の種族値であり、こんじょう発動時のからげんきの火力はこちらも相当なもの。

こちらは希少な特性はやあしも持っており、素早さを補強可能。
からげんきとの補完に優れるじしんなどのサブウェポンも充実しており、同特性持ちの中でも一際高い攻撃性能を持つ。

基本的に上記の特性を意図的に発動するため「かえんだま+こんじょう」or「どくどくだま+はやあし」といった構成がベースとなる。
また、ガチグマの登場により、しんかのきせきが適用されるようになっている。
きせきを持たせると特性を能動的に発揮できなくなるが、それを補えるだけの対面性能を得られる。ダブルバトルでは味方のおにびなどで強化可能。

火力・範囲とも優秀な一方、耐性は貧弱かつ鈍足であるため、トリックルームなどのサポートがあると動きやすい。
全抜きも狙える高い攻撃性能を持つため、サポートする価値は十分にあるだろう。

ガチグマが覚えてリングマが覚えない技
だいちのちから/ドレインパンチ/ぶちかまし/ヘビーボンバー/ほえる/ボディプレス

特性考察 [編集]

こんじょう
上記ガチグマの欄を参照。
やけどによる攻撃力低下を無効したうえで逆利用できる。
しんかのきせきを持たせる際も、こちらの優先度が高い。
はやあし
状態異常で素早さ1.5倍。まひによる素早さ低下も無効。
こちらもからげんきと相性が良く、最速で発動すれば106族まで抜ける。
しかし、こんじょう型には火力で大幅に劣るうえに、発動しても抜ける範囲は広くない。
超火力かつ、サポート次第では素早さも補えるこんじょう型と比べると、正直扱いづらい。
一応つるぎのまいなどの自主的な火力増強手段や素早さを補うくさわけがあるため、壁サポートによる積み前提で運用すれば使いやすくなる。
なお、こんじょうと違い火傷による物理攻撃力低下は防げないため、持ち物はからげんきワンウェポンでもない限りどくどくだま一択になる。
きんちょうかん
上記ガチグマの欄を参照。
こちらでも採用率はこんじょうはやあしの爆発力に押され気味。

型考察 [編集]

こんじょう型 [編集]

性格:いじっぱりorゆうかんorようき
努力値:攻撃252 HP252or素早さ調整
持ち物:かえんだま/しんかのきせき
確定技:からげんき(かえんだま)/のしかかりorすてみタックル(しんかのきせき)
優先技:じしん/インファイトorアームハンマー
選択技:かみくだく/ほのおのパンチ/れいとうパンチ/かみなりパンチ/ストーンエッジorいわなだれorがんせきふうじ/なげつける
変化技:あくび/まもる/ちょうはつ
テラスタイプ:ノーマル

まもるでこんじょうを発動させてから超火力で殴る、リングマの基本型。
こんじょう発動時のからげんきは威力315となり、A特化時の火力指数は63000に到達する。
無補正A252振りでも火力指数57330であり、B4振りガブリアスを確1にするほど。
サブウェポンはノーマル技との補完に優れる地面・格闘などの技を優先的に採用したい。

素早さが低く耐久も並なため、最速+おいかぜや最鈍+トリルなどのサポート前提での運用を推奨。
特に後者なら耐久に努力値が回せるため、安定度も高い。第七世代のレートでも8割以上の型が性格ゆうかんを選択している。
不要になったかえんだまはなげつけるで利用することも可能。特にミミッキュばけのかわを剥がしつつやけどを負わせられるのは重要。

第九世代からしんかのきせきで補強できるようになったので、持ち物欄に追加。
その場合は能動的にからげんきを発動させにくいので、のしかかりやアームハンマーで殴っていく。

ねむねごきせき型 [編集]

特性:こんじょう
性格:いじっぱりorわんぱくorしんちょう
努力値:HP252 攻撃252or耐久調整
持ち物:しんかのきせき
確定技:ねむる/ねごと
優先技:のしかかりorすてみタックル/じしん/アームハンマー
選択技:かみくだく/ほのおのパンチ/れいとうパンチ/かみなりパンチ/ストーンエッジorいわなだれ/ビルドアップ

ねむるとねごと、こんじょうを合わせて超火力と超耐久を両立する型。しんかのきせき適用により使いやすくなった。
特性こんじょうはねむり状態でも発動可能。からげんきは強化されないので候補外となる。

どの技が当たるかは運任せなので、のしかかりとじしんorかみくだくで広範囲を狙うか、
攻撃技をのしかかり1本に絞ってビルドアップを積んでいく。

のしかかりはからげんきより攻撃力は下がるが、ねむる前からもまひ撒きによる妨害が狙える。
A特化からげんきのように一撃で落とせずとも、2発当たれば倒しきれる場面は多い。

なお、耐久指数はきせき込み耐久特化時で41074。
H振りだけでも耐久指数は28072となり、きせき抜き耐久特化した際の指数27383を超える。
相手がまひしている際の、S4振りリングマが追い抜ける相手は無振り130族、最速86族まで。

はやあし型 [編集]

特性:はやあし
性格:ようき
努力値:素早さ252 攻撃252orHP252
持ち物:どくどくだま
確定技:からげんき
優先技:つるぎのまい/じしん(両立可)orインファイト
選択技:かみくだく/ほのおのパンチ/れいとうパンチ/かみなりパンチ/ストーンエッジorいわなだれorがんせきふうじ
変化技:まもる/みがわり/つるぎのまい/ビルドアップ/はらだいこ/あくび

はやあしで素早さを補いつつ攻める。
最速はやあし発動で実値175。最速108族(テツノコウベ)にギリギリ抜かれる惜しい数値。
はやあしではやけどの攻撃低下は無力化できないので、持ち物はどくどくだま一択。

環境のリングマはこんじょう型がほとんどなため、相手に読まれづらい点もはやあし型のメリットの一つである。

タイミングを見計らって積み技を使えれば突破力が得られるが、逆に積まないと火力不足気味。
両壁などの耐久面を補強するサポートがあれば使いやすくなる。

型サンプル
性格 :ようき
努力値:AS252
持ち物:どくどくだま
技構成:からげんき/じしん/ほのおのパンチ/つるぎのまい

ガブリアス抜き調整のポケモンは抜いて倒せるが、Sで抜かれると基本負ける。

対リングマ [編集]

注意すべき点
こんじょうはやあしという2つの特性のおかげで状態異常には滅法強い。
一度これらの特性を発動させてしまうと、高火力や高速で一気に全抜きも狙われてしまう。
状態異常玉を発動させるために初手はまもるを使ってくることが多く、トリックやはたきおとすでは対策にならない。
耐久も並程度にはあるため、半端な火力では耐えられて反撃される。
第九世代からはしんかのきせき適用対象となり、ドヒドイデをも上回る耐久を持つようになった。
対策方法
素早さはあまり高くなく、耐久も並程度。上からの一致格闘技で大抵は落ちる。
しんかのきせき持ちだった場合ははたきおとすが有効。

外部リンク [編集]