ジャラランガ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

ジャラランガ [編集]

No.0784 タイプ:ドラゴン/かくとう
通常特性:ぼうだん(たまやばくだんが当たらない)
     ぼうおん(音に関係する技が無効になる)
隠れ特性:ぼうじん(天候によるダメージを受けない、粉系の技、及び特性「ほうし」を無効化)
体重  :78.2kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
鉄壁+一致ボディプレスHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ジャラランガ7511012510010585600ぼうだん/ぼうおん/ぼうじん
コバルオン91901299072108580せいぎのこころ
タイレーツ65100100706075470カブトアーマー/まけんき
ブリガロン88107122747564530しんりょく/ぼうだん
テツノカイナ154140108506850570クォークチャージ

ばつぐん(4倍)フェアリー
ばつぐん(2倍)ひこう/エスパー/こおり/ドラゴン
いまひとつ(1/2)ほのお/みず/くさ/でんき/むし/いわ/あく
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

第七世代出身の600族ドラゴンで、一般ポケモンでは唯一のドラゴン×かくとう複合。
合計値は高いが一般的に扱いが難しいとされる両刀配分で、まずまず高い耐久に中速、という尖ったところのないバランス型のポケモン。
耐性は7つと多い反面、弱点も5つあり、特にフェアリー4倍は見逃せない欠点となる。

素の状態では他の強力なドラゴンに見劣りしがちだが、ジャラランガの真髄はカスタマイズの幅広さにある。
物理特殊両面に豊富な積み技、3種の無効特性など「何をしてくるかわからない」のが最大の持ち味。
平坦な配分も逆手にとれば「どこを伸ばしても強みにできる」と言い換えられる。
ただし各方面に特化したスペシャリストには一歩及ばないため、いかに相手の読みの外側から攻められるかが問われる玄人向けのポケモンであるとも言える。

専用技ソウルビートは、HP消費と引き換えに全能力上昇という破格の性能を持つ。
一見すると中途半端に思える種族値の配分も、この技を前提とすると、火力と耐久を兼ね備える上、物理・特殊も読めないという厄介な要素になる。
相性の良いドレインパンチも習得可能なほか、音の技であるためのどスプレーのトリガーにもなるなど複数の活用法が考えられる。
ソウルビートによるエース運用の印象を逆手に取って、てっぺき+ボディプレス、ステルスロック+ドラゴンテールなどのズラした立ち回りも可能。
どの型にしても爆発力を発揮させるためには前準備が肝要となるため、いかにジャラランガが動きやすい1ターンを確保するかが活躍のカギとなる。

第九世代ではテラスタルの登場に伴い、4倍弱点が解消可能となり動きやすくなった。
また、自身初の先制技として「しんくうは」を習得した。タイプ的にも能力値的にも好相性。
一方でてんねん持ちポケモンの増加とものまねハーブの登場は、積み技を駆使するジャラランガには懸念点。
またボディパージを覚えられなくなり、1回の積みで自分の素早さを2倍にする手段は失ってしまった。



特性考察 [編集]

3種類の特性はそれぞれ何らかの技・ダメージを無効化するもの。
どれを選んでも、特性が見抜かれるまでは3種すべての適用技に対して擬似的な耐性や抑止力を持つ格好となる。
そのため、対面を想定するよりは、どのような技に受け出したいかを考えて選択するとよい。
滅多にないが、全てかたやぶりで貫通される点は一応忘れずに。
また、トレースされた場合に技構成次第でメインウェポン他が無効化される場合があるため、要注意。
対戦でよく見るであろう技を赤字で表示してあるので参考までに
※ 各表中の取り消し線は廃止技。おしゃべりは現在習得者が存在しない。

ぼうだん
たま・ボール系の技を無効化。特に特殊ゴーストで採用率の高いシャドーボールの無効が大きい。
主な役割対象はサーフゴーハバタクカミゲンガーなど。
第9世代ではテラスタルと組み合わせることで、様々な特殊ゴーストに強く立ち回れるようになった。
他にもヘドロばくだん・ジャイロボール・きあいだま・ウェザーボールなど、環境においてよく使われる技が多い。
仮想敵にメジャーなポケモンが多く、適用範囲も広い。
汎用性が高いため、迷ったらこれを選択するのが無難。

適用技は以下の通り。取り消し線付きは廃止技。ムゲンダイナのダイマックスほう、ヤバソチャのシャカシャカほうは対象外。
ボール系アイスボール、ウェザーボール、エナジーボール、エレキボール、かえんボールきあいだま
ジャイロボールシャドーボールたまなげミストボール
砲弾系オクタンほう、かえんだん、がんせきほう、くちばしキャノン、タネマシンガン、でんじほう、はどうだんロックブラスト
爆弾系アシッドボム、かふんだんご、タネばくだん、タマゴばくだんどろばくだんヘドロばくだんマグネットボム
ぼうおん
音技を無効化。主な役割対象はニンフィアストリンダーなど。
攻撃技で目立つのはハイパーボイス程度だが、ニンフィアは4倍弱点が一転無効になるなど有利不利を逆転出来る。
またソウルビートを積む型では、ほえる、ほろびのうたで流されない点が大きい。
スケイルノイズも防げるため、特殊型ジャラランガミラーにも強くなる。
汎用性ではぼうだんに劣るが、ジャラランガのアイデンティティともいえるソウルビートを強く使いやすい点は魅力。
自身も音技を使うためトレースに弱そうだが、ポリゴン2には格闘技が通り、サーナイトはそもそもスケイルノイズ無効。
影響はばくおんぱ程度で、相性関係はほぼ変化しない。
第九世代のDLCで4倍弱点のフェアリータイプの音技「みわくのボイス」が追加された。サブとして搭載するポケモンもそこそこおり、この特性の採用価値も上がったと言える。

適用技は以下の通り。取り消し線付きは廃止技。括弧付きは廃止されていないが使用者が未解禁の技。
攻撃技いびき、うたかたのアリア、エコーボイス、オーバードライブ、サイコノイズ、さわぐ、スケイルノイズ、チャームボイス、バークアウト
ハイパーボイスばくおんぱ、ぶきみなじゅもん、みわくのボイスむしのさざめきフレアソング、りんしょう、
(おしゃべり)
変化技いやしのすず、いやなおと、うたう、おたけび、きんぞくおん、くさぶえすてゼリフ
ちょうおんぱ、とおぼえ、ないしょばなし、なきごえ、ほえるほろびのうた
ぼうじん
隠れ特性。こな系の技やほうし、すなあらしのダメージを無効化。
役割対象になるのはキノガッサモロバレルアラブルタケといったきのこのほうし使い。
またタスキを持つ場合は、砂ダメージでタスキが潰れないため優先度が上がる。
ねむりごなや、しびれごな等での機能停止も防ぐことが可能。
粉技使いはほぼ草・虫に限定されるためピンポイント気味ではあるが、ジャラランガ自身の耐性とはよく噛み合っている。
役割対象を広げるというよりも、草・虫への安定した役割遂行を重視する特性。
第9世代では過去世代よりも環境に粉技使いが増えており、選択肢として挙がりやすくなった。

適用技は以下の通り。取り消し線付きは廃止技。
いかりのこなキノコのほうし、しびれごな、どくのこな、ねむりごなふんじん、まほうのこな、わたほうし
その他すなあらしのダメージを受けない。特性「ほうし」が発動しない。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
スケイルノイズ110(165)100防御↓タイプ一致専用技。連発可能だが防御低下が痛い。
みがわり貫通でのどスプレーの発動も可能。
ぼうおんやじごくづきで無効化される。
りゅうせいぐん130(195)90特攻↓↓タイプ一致技。特殊最大火力だが連発には向かない。
りゅうのはどう85(127)100-タイプ一致技。性能安定。デメリットを嫌うなら。
はどうだん80(120)必中-タイプ一致技。性能安定。ぼうだんで無効化される。
きあいだま120(180)70特防↓10%タイプ一致技。高威力だが命中難。ぼうだんで無効化される。
しんくうは40(60)100優先度+1タイプ一致技。待望の先制技。
かえんほうしゃ90100火傷10%対虫・鋼。ぼうじんでの草への遂行技。
相変わらずだいもんじは覚えない。
ラスターカノン80100特防↓10%対フェアリー。交代読みで。対面では厳しい。
ばくおんぱ140100みがわり貫通タイプ相性に注意だが、優秀な威力と自身へのデメリット無し。
みがわり貫通でのどスプレーの発動も可能。ぼうおんやじごくづきで無効化される。
テラバースト80<120>100-テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
物理技タイプ威力命中効果解説
スケイルショット25(37)*2~590防御↓
素早さ↑
タイプ一致技。すばやさ上昇のメリットは大きいが、ボディプレスとの相性は悪い。
メインに添える場合、いかさまダイスがあるとより安定する。
ボディプレス80(120)100-タイプ一致技。デメリット無し。一致の使い手としてコバルオンに次ぐ防御力。
スケイルノイズとは相性が悪いが、てっぺき等の積み技とのコンボが可能。
ドレインパンチ75(112)100HP吸収1/2タイプ一致技。回復効果付き。
威力は低いが積み技で強化すると回復性能をより活かせる。
インファイト120(180)100防御・特防↓タイプ一致技。高威力だがデメリットが痛い。ソウルビートとの相性は良くない。
アイアンヘッド80100怯み30%対フェアリー。交代読みやはがねテラスで。怯みも狙える。
どくづき80100毒30%対フェアリー。ぼうじんでの草への遂行技としても。
いわなだれ7590怯み30%4倍狙いで。ダブルではひるみが役立つ。ストーンエッジは覚えない。
がんせきふうじ6095素早さ↓100%相手の素早さを下げる追加効果が優秀。
じしん100100-対毒やサーフゴーに。ぼうだんでのゲンガーへの遂行技。
はやてがえし65(97)100優先度+3
怯み100%
先制攻撃技を使う相手にのみ成功。主に鈍足アタッカーの先制技を読んで使う。
優先度が高くても攻撃技以外が選ばれると失敗する。
怯み効果もせいしんりょく、おんみつマントなどで無効化されるので注意。
この技自体が先制技のため、先制技無効特性の前には無力。
変化技タイプ命中解説
ソウルビート-HPを最大HPの1/3消費し、全能力ランク+1。
AS型にはりゅうのまいがある為、こちらは耐久に厚く振るか特殊型で採用したい。
音系の技なのでのどスプレーが発動する。自身がぼうおんでも使用可能。
はらだいこ-攻撃を超強化・HP半減。カムラのみ、加速バトン等と合わせたい。
てっぺき-防御を強化。スケイルノイズと相性が悪いが、ボディプレスとは好相性。
ちょうはつ100補助技対策。起点化回避に。
みがわり-全抜きストップとなる変化技から守る。
あくび等の流し技とがんせきふうじのS↓狙い等に刺さる。
ステルスロック-サポート用。
ほえる-強制交代技、優先度-6。ドラゴンテールと選択。ぼうおんやじごくづきで無効化される。
+  採用率の低い技

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
スケイルノイズ
りゅうせいぐん
りゅうのはどう
げきりん
ドラゴンクロー
スケイルショット
一致技の威力上昇。特に特殊型で使う場合に。
600族ドラゴンとしては火力が心許ないので、一致テラスで威力を上げる選択肢は悪くない。
インファイト
ドレインパンチ
ボディプレス
けたぐり
きあいだま
はどうだん
しんくうは
一致技の威力上昇。こっちは特に物理型に。氷相手に便利だが多くの耐性を失う。
アイアンヘッド
ラスターカノン
文字通りドラゴンポケモンの鉄板テラス。元の弱点を半減にできるため相性は良い。
耐性の入れ替えと同時にサブウェポン強化にも使えるのでオススメ。
また、ぼうだんであればハバタクカミサーフゴーの両一致技を半減以下に。
ほのおのパンチ
かえんほうしゃ
これも元の弱点を等倍以下に。フェアリーの鋼に対する役割破壊技を考慮する場合の選択肢。
じしん
テラバースト
どく、サーフゴー。でんじは無効。ぼうじんと合わせても面白い。
氷弱点の一貫は気になるが、積み技との相性が良いテラスタルといえる。
かみなりパンチ
テラバースト
麻痺対策になる他、弱点が地面だけになるので高い耐久を活かしやすい。
積み技を使う場合でも、でんじはが飛び交う現環境では比較的マッチしていると言える。
また、一部のみずひこうへの有効打が欲しい場合にもオススメ。
テラバーストぼうじん以外なら選択肢になりえる。ただし、弱点が多く、飛行と氷が一貫する。
弱点保険と組み合わせるのも一考。
シャドークロー
テラバースト
ゴースト。ノーマル及び格闘技を透かせる。
ぼうだんでシャドーボール無効。積みの起点に出来ると美味しい。
どくづき
テラバースト
フェアリー。一方でエスパー弱点は一貫してしまう。
いわなだれ
がんせきふうじ
テラバースト
むしひこう。格闘との補完に優れる。弱点の一貫は無いが、草同様で弱点が多い。
持ち前の耐久で弱点保険との組み合わせるのも良い。
テラバーストドラゴン同士の打ち合いを意識するなら。
テラバーストどちらかといえば受けに向くテラスタイプ。草や電気は元が半減なので撃たれづらい。
つばめがえし
テラバースト
地面無効。防塵かつテラバースト採用で粉技使いには強く出られる。
ずつき
のしかかり
ばくおんぱ
ハイパーボイス
ばくおんぱが一致になり高い一貫性を得る。ぼうだんなら、きあいだまやはどうだんは無効。
ステラテラバーストタイプはそのままに、各技の威力を1度だけ強化する。
+  採用率の低いテラスタル

型考察 [編集]

積み物理アタッカー型 [編集]

特性:ぼうだん/ぼうじん/ぼうおん
性格:いじっぱり/ようき
努力値:AS252orA252、素早さ調整、他耐久
持ち物:いのちのたま/こだわりスカーフ/ラムのみ/きあいのタスキ
確定技:インファイトorドレインパンチ
優先技:りゅうのまいorつるぎのまい
選択攻撃技:げきりんorスケイルショット/どくづきorアイアンヘッド/じしん/いわなだれorがんせきふうじ/かみなりパンチ/れいとうパンチ
選択補助技:みがわり/ちょうはつ

基本的に積んで殴る物理アタッカー。Sが足りないため、なるべくりゅうのまいを用意したい。
ソウルビートも強そうだが、耐久にあまり振らないこの型では、HPを減らして積んだ返しに倒されてしまう恐れもある。

どくづきよりは、ばけのかわが剥がれたミミッキュに撃てるアイアンヘッド、もしくは対フェアリーを完全に捨ててじしんの方が安定する。

+  型サンプル

耐久振り物理型 [編集]

特性:ぼうだん/ぼうじん/ぼうおん
性格:ようき
努力値:HS252をベースに各自調整
持ち物:オボンのみ/半減実
確定技:ドレインパンチ/ソウルビート
選択攻撃技:れいとうパンチ/じしん/どくづきorアイアンヘッド/いわなだれorがんせきふうじ
選択補助技:ちょうはつ/みがわり

りゅうのまいやソウルビートを積んでも抜き性能は高くないことから、割り切って耐久重視にした型。
先手ソウルビートで攻撃兼ステータスアップも強力だが、後手ソウルビート→先手ドレパンで受けたダメージを取り戻す流れも強力。
元々強く立ち回れる相手には圧倒的な場持ち性能を誇るが、対フェアリー性能は皆無となる。

サイクル物理型 [編集]

特性:ぼうだん/ぼうじん/ぼうおん
性格:いじっぱり/やんちゃ/ゆうかん
努力値:HA252をベースに各自調整
持ち物:こだわりハチマキ/いのちのたま/たつじんのおび
確定技:インファイト
優先技:ドラゴンクローorげきりんorりゅうせいぐんorスケイルノイズ/かえんほうしゃ
選択攻撃技:じしん/アイアンヘッド/どくづき/いわなだれorがんせきふうじ/かみなりパンチ
選択補助技:ちょうはつ/みがわり

積み技は豊富だが技やタイプは撃ち逃げの方に適性がある。
バンギラスやFCロトムなどの役割対象に繰り出し、捨てか後続への負担の二択を迫るのが仕事。
フェアリーを強く呼ぶので、打点となる鋼技や起点化防止の挑発は搭載しておきたい。
はっきりと捨てられるステータスが無い為、素早さ下降補正も考えられる。

特殊アタッカー型 [編集]

特性:ぼうだん/ぼうじん/ぼうおん
性格:ひかえめ/おくびょう/うっかりや/むじゃき
努力値:C252 他耐久調整
持ち物:こだわりメガネ/いのちのたま/きあいのタスキ/のどスプレー
確定技:はどうだんorきあいだま/スケイルノイズorりゅうせいぐん
優先技:かえんほうしゃ
選択攻撃技:しんくうは/ラスターカノン/ばくおんぱ/じしん
選択補助技:ソウルビート/ちょうはつ/みがわり

今作ではどうだんを習得した為、安定した特殊アタッカーとして運用出来るように。
ただし特殊ドラゴンアタッカーとしての役割は対電気性能くらいであり、特殊格闘アタッカーとしての役割が強い。
かえんほうしゃはアーマーガアなど格闘等倍以下の鋼に対して。

鉄壁ボディプレス型 [編集]

特性:ぼうおん/ぼうだん
性格:ようき/おくびょう
努力値:S252 + HB調整
持ち物:たべのこし/オボンのみ/混乱実/カゴのみ
確定技:てっぺき/ボディプレス
攻撃技:ドラゴンクローorりゅうのはどう/アイアンヘッドorラスターカノン/シャドークロー/ドレインパンチ
変化技:ねむる/ちょうはつ/みがわり

巷で流行の鉄壁ボディプレスを取り入れた型。
一致で使える中ではコバルオンに次ぐ火力となる。

アーマーガアクレベースなども同じ戦法が存在するがこちらは先手で積むことで結果的に固くなるので基本は最速推奨。速さは固さである。
ボディプレスを活かすためにBに振りたいところだが、Hに振ったほうが物理面特殊面ともに硬くなるため要調整。例としてB252より、H108残りBのほうが物理耐久指数は高くなる。
これまでは一致で使える中で最高の防御であるため差別化も気にならなかったが、上述の通り更に高い防御かつ高い素早さで一致てっぺき+ボディプレスができるコバルオンが登場しているため差別化を考えなくてはならない事に留意。耐性の違いや特性による無効化範囲の広さを生かす事になるか。

サブウェポンについて
スケイルノイズは反動がこの型との相性が悪いため候補外。竜技ならドラゴンクローやりゅうのはどうが無難。
呼ぶ霊に刺さるシャドークローは相性補完に優れるが威力が低い。そもそも搭載したところで環境に多いドラパルトミミッキュには勝てないため控えで対応したほうがいい。
鋼技は呼ぶ妖に刺さるが、一撃で倒すのは難しい。

特性は苦手な特殊技の範囲を狭められ、ほえるやほろびのうたによる流しを阻止することができるぼうおんが優先。本来のタイプ相性では絶対に勝てないニンフィアに勝ち筋が見える場合も。
他の2つもそれぞれメリットがあるため候補外ではない。

タスキ起点作り型 [編集]

特性:ぼうじん(推奨)/ぼうだん/ぼうおん
性格:ようき/せっかち/むじゃき
努力値:S252 AC調整
持ち物:きあいのタスキ
確定技:ステルスロック/がんせきふうじ
優先技:ちょうはつ
選択技:スケイルノイズorドラゴンクロー/ドラゴンテール/インファイトorきしかいせい/どくづきorアイアンヘッド

主に先発でがんせきふうじ→ステロを撒く型。
Sの低い起点作り型ポケモンを相手にする場合はちょうはつから入る事で起点化を阻止しつつ一方的に起点を作れる。
起点化回避としても使えるが、自身より早い相手には効果が薄い。

はらだいこ型 [編集]

特性:ぼうだん/ぼうおん/ぼうじん
性格:いじっぱりorようき
努力値:HP・耐久・素早さ調整 残りA
持ち物:カムラのみ
確定技:はらだいこ/ドレインパンチ/みがわり(カムラのみ)orスケイルショット
優先技:れいとうパンチ/いわなだれ
選択技:げきりん/じしん/どくづき

火力と抜き性能を両立するための型。
これだけだと自分より速い相手に弱いため、S上昇手段まで確定になる。

ジャラランガはフェアリー技以外なら一撃は耐えることが大半なため、壁込みならこの流れを成功させやすい。

カムラのみの場合、みがわり→はらだいこでSを上昇させるのが狙い。
スケイルショットは連続攻撃ゆえみがわりやタスキに強く、Sを一段階上げられる。ただし、Bが低下するため先制技に弱くなる点には注意。

【ダブル】スケイルノイズ基本型 [編集]

性格:ひかえめ/おくびょう/やんちゃ/うっかりや/むじゃき
特性:ぼうおん(推奨)/ぼうだん/ぼうじん
努力値:CS252or調整
持ち物:のどスプレー/こだわりメガネ/いのちのたま/ラムのみ/オボンのみ/じゃくてんほけん
確定技:スケイルノイズ
優先技:かえんほうしゃ/まもる
特殊技:はどうだんorきあいだま/ばくおんぱorハイパーボイス/ラスターカノン/りゅうせいぐんorりゅうのはどう/しんくうは
物理技:ボディプレスorインファイトorけたぐりorドレインパンチorかわらわり/どくづき/いわなだれ
変化技:ソウルビート/てっぺき/みがわり/ちょうはつ

Z技の廃止により、第7世代のジャラランガZ型が成立しなくなったので改訂。
相手2体に当たる優秀な専用技スケイルノイズを主軸に攻めていく特殊アタッカー型。
のどスプレーを使えば1回音技を使用するだけで特攻を上げることができる。

今作では必中技のはどうだんや高いBを活かせるボディプレスも習得し格闘技を扱いやすくなった。
広範囲・高威力・広めの等倍範囲のサブウェポン"ばくおんぱ"もなかなか便利。

隙をみてソウルビートを積めば無双できるが、集中攻撃されやすいためなかなか難しいのが現実。

弱点であるフェアリーの処理は毒鋼炎等の味方にまかせるのがセオリー。


相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対ジャラランガ [編集]

注意すべき点
ほぼ横一列の種族値、登場時に判別不可能な3種の特性、
全能力アップの積み技を持つため型の判別が非常に困難。
タスキやみがわりでの様子見は音技や先制技、連続技に貫通される。サブウェポンも豊富。
多弱点・多耐性なのでサイクル運用もありうる。
対策方法
フェアリーは4倍弱点を突け、一致技が半減以下と攻守両面で有利。
もちろんテラスタルやサブウェポンで対策してくるので、こちらも読みや工夫が必要。
ソウルビートは強力だがてんねん、クリアスモッグ、ものまねハーブ等に弱い。ほえるやほろびのうたはぼうおん以外なら有効。

外部リンク [編集]