ペルシアン - ポケモン対戦考察まとめWiki｜最新世代（スカーレット・バイオレット）

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このページは通常フォームのものです。 リージョンフォームはこちら→ペルシアン（アローラのすがた）/ニャイキング

ペルシアン [編集]

No.0053 タイプ：ノーマル 
通常特性：じゅうなん（まひ状態にならない）※ニャースのとき「ものひろい」
　　　　　テクニシャン（威力60以下の技の威力が1.5倍になる）
隠れ特性：きんちょうかん（相手は木の実を食べられなくなる）
体重　　：32.0kg（けたぐり・くさむすびの威力60）

初代出身の単ノーマル。素早さが高めながら他は低水準。その素早さも圧倒的という訳でなく、尖った強みに欠ける。
似通った性能のエテボースやチラチーノには火力で大きく劣り、技での差別化も難しい。

また、新たなノーマルタイプのテクニシャンとしてイッカネズミが登場。
素早さはペルシアンの方が上だが、あちらは希少かつ有用な技で強力な個性を発揮できる。
差別化点としてわるだくみによる特殊アタッカーとしての運用が挙げられるが、
その場合は技範囲が丸被りかつ種族値で上回るリージョンフォームがライバルとなり、厳しい立場には変わりない。

技方面ではでんじは、バークアウト、くさわけ、ひやみずを新規習得。
しかしどれもリージョンフォームも元々覚えていた技、同時期に習得した技ばかり。
テクニシャンの適用技は大きく増えたが、相変わらず比較対象に追いついていないのが現状である。

藍の円盤ではいたみわけを習得。
リージョンフォルムやライバルは覚えず、第三世代以来に再習得したすてみタックルと相性が良い為、差別化になるかもしれない。

特性考察 [編集]

じゅうなん

麻痺による機能停止を防ぎ、高い素早さを維持できる。
だが元が低種族値ゆえ正面突破を許しやすく、麻痺への明確な回答にはなりにくい。でんじは読みでの後出しもハイリスク。
ちょうはつやみがわり、電気テラスタルでも対策可能であり、基本的にはテクニシャン優先。
トレースされると自身のでんじはが通らなくなる。
かたやぶりには貫通されるが直後に治る。

テクニシャン

威力60以下の小技を補強できる。素の攻撃性能が低く劇的な火力補強とはならないが、適用技は豊富。
他の特性が受動的な中、唯一能動的に活かせる特性ということもあり、何らかの理由が無ければこちら。
低耐久の相手ならねこだましだけで3割ほどは削れるので、サポート型でも候補となる。

きんちょうかん

隠れ特性。相手のきのみの発動を防げる。ただし自分が場にいる時しか効果が無い。
ラムのみを貫通してさいみんじゅつやでんじはを使えるが、場持ちの悪いペルシアンで敢えて採用するメリットは薄い。
登場時のアナウンスも優先度が固定で、特性発動順による素早さ判別ができない。じゅうなんやテクニシャンでないことが割れてしまうのも難点。
ダブルでサポーターとして採用するならば圏内にはなるが、汎用性にはどうしても欠ける。

技考察 [編集]

物理技	タイプ	威力 [ﾃｸﾆｼｬﾝ]	命中	効果	解説
すてみタックル	無	120(180)	100	反動ダメージ1/3	タイプ一致技。高威力だが反動あり。 元々低耐久なので、タスキを持たなければデメリットは少ない。
ほしがる	無	60(90) [135]	100	道具奪取	タイプ一致技。消費アイテムとあわせれば妨害も狙える。
のしかかり	無	85(127)	100	麻痺30%	タイプ一致技。テクニシャン以外での最大通常火力。
とっておき	無	140(210)	100	-	タイプ一致技。工夫が要るが高威力で連発可。
ねこだまし	無	40(60) [90]	100	優先度+3 怯み100%	タイプ一致技。タスキ潰しや、ダブルでのコンボ崩しに。
フェイント	無	30(45) [67]	100	優先度+2	タイプ一致技。タスキ潰しや、ダブルでのまもる解除に。
みだれひっかき	無	18(27)*2~5 [40*2~5]	80	-	タイプ一致技。期待値は3発。
じたばた	無	20~200 (30~300) [45~300]	100	-	タイプ一致技。最大威力は一番。 タスキやみがわり、こらえるなどとあわせて。
どろぼう	悪	60 [90]	100	道具奪取	対ゴースト。消費アイテムとあわせれば妨害も狙える。
かみつく	悪	60 [90]	100	怯み30%	対ゴースト。でんじはと併せてまひるみを狙える。
イカサマ	悪	95	100	-	A無振りでも使える攻撃技。
はたきおとす	悪	65/97	100	道具排除	追加効果が優秀。
ダストシュート	毒	120	80	毒30%	一致技と半減範囲が被る。命中不安。
じゃれつく	妖	90	90	攻撃↓10%	バンギラスやヤミラミに。
タネばくだん	草	80	100	-	対岩。水や地面にも。
くさわけ	草	50 [75]	100	素早さ↑100%	対岩。追加効果が優秀。
とんぼがえり	虫	70	100	自分交代	攻撃しつつ撤退。こだわりアイテムやねこだましとあわせて。
シャドークロー	霊	70	100	急所ランク+1	対ゴースト。ハバタクカミやミミッキュに。
つばめがえし	飛	60 [90]	必中	-	草/格闘や虫/格闘に。
特殊技	タイプ	威力 [ﾃｸﾆｼｬﾝ]	命中	効果	解説
ハイパーボイス	無	90(135)	100	-	タイプ一致技。性能安定。みがわり貫通。
テラバースト	無	80(120)	100	-	テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。 ハイパーボイスよりは威力が落ちるが、そのままでも一致特殊技として使用可能。
スピードスター	無	60(90) [135]	必中	-	タイプ一致技。必中効果付き。
あくのはどう	悪	80	100	怯み20%	対ゴースト。怯みを狙いやすい。
バークアウト	悪	55 [82]	95	特攻↓100%	対ゴースト。追加効果でサポートもできる。 ダブルでは相手全体が対象。
シャドーボール	霊	80	100	特防↓20%	対ゴースト。ミミッキュピンポイント。
10まんボルト	電	90	100	麻痺10%	水/飛行や鋼/飛行に。
かみなり	電	110	70	麻痺30%	雨とあわせて。
ひやみず	水	50 [75]	100	攻撃↓100%	対岩。追加効果でサポートもできる。
こごえるかぜ	氷	55 [82]	95	素早↓100%	対ドラゴン。追加効果で縛り関係の逆転も狙える。 ダブルでは相手全体が対象。
変化技	タイプ		命中	解説
さいみんじゅつ	超		60	催眠技。きんちょうかんならラムカゴ貫通。からぶりほけんとも相性抜群。
ちょうはつ	悪		100	補助技対策。素早いので使いやすい。
すりかえ	悪		100	こだわりアイテムとあわせて。
わるだくみ	悪		-	特攻を強化。積む隙は少ない。
あまえる	妖		100	物理アタッカーを弱体化。先手で使えば耐えられる攻撃も出てくる。
みがわり	無		-	補助技対策や、じたばたとあわせて。
でんじは	電		90	新規習得。きんちょうかんならラムのみ貫通。
いたみわけ	無		-	新規習得の削り技兼回復技。低めのHPと相性が良い。

テラスタル考察 [編集]

タイプ	主な技	解説
無	ほしがる のしかかり ねこだまし フェイント ハイパーボイス スピードスター	タイプ一致技。 ねこだましを強化し低耐久のポケモンに強い負荷をかけられる。
炎	テラバースト	解説
水	ひやみず テラバースト	解説
電	10まんボルト かみなり テラバースト	解説
草	タネばくだん くさわけ テラバースト	解説
氷	こごえるかぜ テラバースト	解説
闘	テラバースト	解説
毒	ダストシュート テラバースト	解説
地	テラバースト あなをほる	解説
飛	つばめがえし テラバースト	解説
超	テラバースト	解説
虫	とんぼがえり テラバースト	解説
岩	パワージェム テラバースト	解説
霊	シャドークロー シャドーボール テラバースト	かくとう無効。 ノーマルテラスしんそくも無効化できるが、こちらからの有効打に欠ける。
竜	テラバースト	解説
悪	はたきおとす どろぼう かみつく イカサマ あくのはどう バークアウト	解説
鋼	テラバースト	解説
妖	じゃれつく テラバースト	解説

型考察 [編集]

物理アタッカー型 [編集]

特性：じゅうなん/テクニシャン/きんちょうかん
性格：ようき
努力値：AS252
持ち物：いのちのたま/きあいのタスキ/こだわりハチマキ/こだわりスカーフ/ノーマルジュエル/どくどくだま(からげんき採用時)
優先技：すてみタックルorじたばた/フェイント/じゃれつく/じごくづきorかみつく/さいみんじゅつ
攻撃技（テクニ）：ねこだまし/ほしがる/どろぼう/くさわけ
攻撃技（その他）：のしかかり/からげんき/とんぼがえり/はたきおとす/タネばくだん/ダストシュート
補助技：ちょうはつ/みがわり/すりかえ/いたみわけ

物理型はエテボースとの差別化が非常に難しく、技では優先技欄にあるものしか持たない。
けたぐりを覚えるエテボースと違い、鋼への有効打はあなをほる程度。

ほしがるやどろぼうをテクニシャンで補強しつつ相手の持ち物を奪える。
ほしがるはタイプ一致のためはたきおとすより威力を出しやすいが、エテボースも覚えることには留意。

特殊アタッカー型 [編集]

特性：じゅうなん/テクニシャン/きんちょうかん
性格：おくびょう
努力値：CS252
持ち物：いのちのたま/きあいのタスキ/こだわりメガネ/こだわりスカーフ
特殊技（テクニ）：スピードスター/こごえるかぜ/ひやみず/バークアウト
特殊技（その他）：ハイパーボイスorテラバースト/10まんボルト/パワージェム/あくのはどう
物理技：ねこだまし/イカサマ
補助技：わるだくみ/さいみんじゅつ/ちょうはつ/すりかえ/みがわり/うそなき/いたみわけ

特殊型は等倍範囲が広い電気技、ドラゴンに刺さるこごえるかぜなどを搭載できる。
技レパートリーが豊富でイッカネズミとの差別化になる型だが、今度はアローラペルシアンの壁が厚い。
ゴースト無効の耐性や素でのテラバーストが一致技になる点を活かした構成は必須だろう。

明らかに火力不足なので、テラスタルによる耐性変化やきあいのタスキ、さいみんじゅつなどでうまくわるだくみを積む隙を作りたい。
無補正C振り＋1積みで実数値234、C種族値104＠メガネ相当の火力になる。
とはいえ一致等倍や不一致2倍で確1を取るにはまだ足りないので、味方でステロ撒き等のサポートも欲しい。

サポート型 [編集]

特性：じゅうなん/テクニシャン/きんちょうかん
性格：ようき/おくびょう
努力値：HS252ベース
持ち物：きあいのタスキ/オボンのみ/混乱実/こだわりアイテム
攻撃技：ねこだまし/フェイント/ほしがる/どろぼう/イカサマ/とんぼがえり/こごえるかぜ
補助技：さいみんじゅつ/ちょうはつ/すりかえ/あまえる/でんじは

高いSから様々な妨害を仕掛ける後続サポート型。
アタッカーを状態異常や能力低下で弱体化させたり、耐久型をすりかえで機能停止させたりと器用に動けるが、誰にでも役割を持てるようにするには種族値不足。
それよりはやることを決めて役割対象と対面させて妨害、出てこなければねこだまし→とんぼがえりで削りつつ撤退と動かすべき。

対ペルシアン [編集]

注意すべき点

ねこだましやほしがるなど、追加効果が優秀な小技をテクニシャンで補強できる。
特殊型はわるだくみがあるため予想外の火力・範囲で攻めてくる。
高いSからのさいみんじゅつ・ちょうはつ・すりかえなどの補助技も防ぎにくい。

対策方法

火力はテクニシャン込みでも並程度。耐久も低い。
ゴースト対策の悪技は豊富だが、鋼への有効打はあなをほる程度。

外部リンク [編集]

• ペルシアン - ポケモン百科事典