ニョロトノ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

ニョロトノ [編集]

No.186 タイプ:みず
通常特性:しめりけ(じばく、だいばくはつ、ビックリヘッド、ミストバースト、ゆうばくを無効にする)
     ちょすい(受けた水タイプの技を無効化し、最大HPの1/4回復する)
隠れ特性:あめふらし(天候が雨になる)※ニョロモ、ニョロゾのとき「すいすい」
体重  :33.9kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
あめふらしHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ニョロトノ9075759010070500しめりけ/ちょすい/あめふらし
ペリッパー6050100957065440するどいめ/あめふらし/あめうけざら

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)でんき/くさ
いまひとつ(1/2)ほのお/みず/こおり/はがね
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

特性「ちょすい」の場合、みず無効


第二世代出身の単みずタイプ。種族値は全体的に平坦だが、禁止級を除けば他にペリッパーしかいないあめふらしが採用理由に直結する。
比較すると種族値では全体的に上回り、特殊耐久については数値上の差が大きく4倍弱点もないこともあり、安定感は格段に上。
一方でこちらは自主退場手段を持たず、隙を作らずにエースに交代する手段に欠け、どうしてもサイクルに負担をかけやすい。
変化技はどちらも優秀ながらレパートリーが異なり、こちらはアンコール・ほろびのうたを、あちらはおいかぜを習得。
それぞれ合致する構築や環境が異なるので、狙う戦術に合わせて採用する側を選びたいところ。
ダブルでは交代がシングルより少なくなり、相手も天候構築を狙う場合がシングルより増えるので繰り返し展開するために同時に採用される場合も。

第九世代ではローキック、ひやみず、ドわすれを獲得。藍の円盤ではうずしおを再習得。
一方でねっとう、ダブル用のりんしょうを失った。総合的にはそこまで大差は無いという印象。

環境面ではダイマックスの廃止に伴い、多くのポケモンの天候始動手段があまごいに逆戻りした。
出るだけで雨を展開できるあめふらしの価値は上昇した一方、化身トルネロスが各種天候技を獲得。
手番は消費するがいたずらごころにより発動も安定、相手の天候特性に対して後出しじゃんけんの要領で展開が可能。
トルネロス自身、雨下で必中となる専用技・こがらしあらしにより雨パと相性が良い為、始動役としての採用枠を奪われがち。
相手に回した場合もこちらで始動した雨を逆用してこがらしあらしを必中にしてくることから、厄介な対面として立ちはだかる。

総じて始動役の座を奪われているのが現状ではあるが、本人の性能については特に変化している訳ではない。
雨パのエース候補としても新顔のイダイトウが登場しているので、構築によっては出番はあるか。



特性考察 [編集]

しめりけ
爆発技を防ぐ。起点作成からの自主退場を阻止できることもあるが、正直状況が限定的。
トレース対策としてもあめふらしで良く、汎用性の面でも候補外。
一応ゆうばくの発動も防げるが、接触技は元からほとんど使わない。
ちょすい
元々みずは半減。悪い特性ではないがライバルも多く、あめふらしがニョロトノの採用理由に直結する。
トレースされると一致技が無効化されてしまうのもあり、こちらも基本候補外。
あめふらし
隠れ特性。種族値は平坦なニョロトノの採用理由に直結し、基本的にこれで確定。
同特性のペリッパーとは補助技のレパートリーで容易に差別化可能。
みず技に限るが、無補正でも全振りすれば特攻は実数値213・種族値161に相当し、無振りに近くてもそれなりの火力になる。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力
[雨降]
命中効果解説
ハイドロポンプ110(165)
[247]
80-タイプ一致技。命中不安。
だくりゅう90(135)
[202]
85命中率↓30%タイプ一致技。タマゴ技。
なみのり90(135)
[202]
100-タイプ一致技。命中安定。
ひやみず50(75)
[112]
100攻撃↓100%タイプ一致技。追加効果が優秀。
うずしお3585拘束ほろびのうたと合わせて。
れいとうビーム90100凍り10%ドラゴン・草に有効。水と相性のよいサブウェポン。
ふぶき11070凍り10%火力を求める場合に。
こごえるかぜ5595素早↓100%ダブル向け。追加効果が優秀。
きあいだま12070特防↓10%抜群きあいだま<等倍雨ハイドロポンプ なので使用機会は限られる。
ナットレイユキノオーバンギラス等には有効。
サイコキネシス90100特防↓10%ピンポイント気味だが、フシギバナドクロッグドヒドイデ等に有効。
だいちのちから90100特防↓10%でんきに有効だが、2倍でも雨下ねっとうと同威力ゆえ打つ相手が限られる。
ランターンドクロッグエレザード等に。
ウェザーボール50/100
(150)
[225]
100-雨下ではメインウェポンになり、その他の天候でも効果を発揮する。
テラバースト80<120>100テラスタル連動テラスタルと併せて草・霊・水以外の範囲を得たい場合の選択肢。
はらだいこを積むと物理技になる。
物理技タイプ威力
[雨降]
命中効果解説
アクアブレイク85(127)
[190]
100防御↓20%タイプ一致技。性能安定。
かわらわり75100壁破壊雨込みの水技と氷技で攻撃範囲は十分なので、浮いた技スペースに変化技感覚で。先発向け。
じしん100100-はらだいこを積むならこちら。範囲は水と被り気味。
変化技タイプ命中解説
さいみんじゅつ60からぶりほけんとのコンボに。
アンコール100無駄な技に縛って有利な状況を作る。素早さに振ったほうが使いやすい。
ほろびのうた-居座る相手に交代を強いる。まもる・みがわり・ちいさくなるにも有効だがぼうおんには無効。
ラス一同士の時に使うと素早さの遅い(瀕死になるのが遅い)方が勝利する。
まもる-雨のターン調整やほろびのうたと合わせて使う。
はらだいこ-自身の高火力化やダブルで相方にじこあんじを使わせるなど。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト対水。電気半減。
テラバースト対水。雨なら炎は等倍。
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト対草。
テラバースト解説
テラバースト草半減。雨の時はかみなりに注意。
テラバースト解説
テラバースト草半減。雨なら炎等倍。
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト草電気半減。雨なら炎4分の1。
テラバースト解説
テラバースト草半減。雨なら炎等倍。
テラバースト解説

型考察 [編集]

あめふらし基本型 [編集]

特性:あめふらし
性格:おだやか/ずぶとい/ひかえめ
努力値:H252 BorDorC252
持ち物:だっしゅつボタン/しめったいわ/たべのこし/こだわりメガネ/オボンのみ/ゴツゴツメット
確定技:ハイドロポンプorなみのり
攻撃技:れいとうビーム/こごえるかぜ/ウェザーボール/きあいだま/うずしお/サイコキネシス/かわらわり/だいちのちから
補助技:まもる/ほろびのうた/アンコール/さいみんじゅつ

雨パーティの始動要員。
持たせる道具によって役割が変わるのでパーティ次第。
だっしゅつボタンなら先発で出る動きに加え、二匹目以降に控えて先発のポケモンが不利対面をした際に
ニョロトノが相手の技を受けつつ雨エースに繋ぐといった動きもできる。

スカーフ型 [編集]

特性:あめふらし
性格:おくびょう
努力値:CS252
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:ハイドロポンプorなみのり(両立可)/れいとうビームorふぶき
選択技:きあいだま/サイコキネシス/ほろびのうた/だいちのちから

先制して高火力水技を撃つアタッカー。最速でも130族までしか抜けずハバタクカミ等には届かないが意表は突ける。
雨補正の水技だけで十分な威力があるのでハイドロポンプとなみのりの両立もあり。

【ダブル】あめふらし型 [編集]

特性:あめふらし
性格:おだやか/ずぶとい/ひかえめ/れいせい
努力値:H252 BorDorC252
持ち物:しめったいわ/オボンのみ/ゴツゴツメット
確定技:ハイドロポンプorだくりゅう/まもる
攻撃技:れいとうビームorこごえるかぜ/ウェザーボール/きあいだま/かわらわり
補助技:ほろびのうた/アンコール/さいみんじゅつ/てだすけ

ダブルの雨パーティの始動要員。
味方のすいすいアタッカーをサポートしながら戦う。
かげふみと合わせてほろびのうたで相手を2匹ダウンさせることもできる。


相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対ポケモン名 [編集]

注意すべき点
雨始動からの補助技の数々。
ほろびのうたやアンコールといった流し技も覚え、後続の起点を作り易く、自らは起点になりにくい。
ダブルではてだすけも。
対策方法
種族値はいずれも低水準なので、先手で落とすかちょうはつする。
グラススライダーやフリーズドライ、ちょすいなどの水無効特性は雨パ全体に有効。
天候を上書きするならユキノオーで。

外部リンク [編集]