ディアルガ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

ディアルガ [編集]

No.0483 タイプ:はがね/ドラゴン

・通常フォルム
体重:683.0kg(けたぐり・くさむすびの威力120)

・オリジンフォルム
体重:850.0kg(けたぐり・くさむすびの威力120)

通常特性:プレッシャー(受けた技のPPを1多く減らす)
隠れ特性:テレパシー(味方の攻撃を受けない)
専用道具:こんごうだま(鋼・ドラゴンタイプの技の威力が1.2倍になる)
          だいこんごうだま(鋼・ドラゴンタイプの技の威力が1.2倍になる。オリジンフォルムに変化する。戦闘中奪われたり失ったりすることはなく、はたきおとすの威力は上昇しない。)
ディアルガHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
通常フォルム10012012015010090680プレッシャー/テレパシー
オリジンフォルム10010012015012090680プレッシャー/テレパシー
禁伝優良複合鋼HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性備考
ディアルガ10012012015010090680プレッシャー/テレパシー両刀、豊富な高火力のサブウェポン
素早さ判定のプレッシャー
ザシアン(剣王)9215011580115148720ふとうのけん持ち物固定、最速・高物理火力、剣舞
ふとうのけん陽気252振りでA281相当
禁伝高耐久特殊竜HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ディアルガ(オリジン)10010012015012090680プレッシャー/テレパシー
ムゲンダイナ140859514595130690プレッシャー
禁止級ステロ
ほえる要員
HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性備考
ディアルガ(通常)10012012015010090680プレッシャー/テレパシー両刀、豊富な高火力のサブウェポン
耐性多数
グラードン1001501401009090670ひでりひでりによって水技等倍、炎技1.5倍
高い物理耐久
アルセウス120120120120120120720マルチタイプ初見での型判別は不可能な汎用性
高い耐久力
ゼクロム10015012012010090680テラボルテージ両刀、まひ無効
かたやぶり持ち

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)かくとう/じめん
いまひとつ(1/2)ノーマル/みず/でんき/ひこう/エスパー/むし/いわ/はがね
いまひとつ(1/4)くさ
こうかなしどく

第四世代の禁止伝説で、数少ないはがね×ドラゴン複合。互いの弱点を打ち消し合い、弱点2、半減以下10の堅牢な耐性を誇る。
攻撃面の補完も良好で、ドラゴンが無効のフェアリーにはがねが抜群、半減されやすいはがねの短所は等倍範囲の広いドラゴンで補える。
禁止級が解禁される環境では、環境に多いドラゴンやカイオーガとの打ち合いに強い点が魅力となる。
第九世代ではHヌメルゴンブリジュラスが対戦環境に登場、アタッカーとしての性能では上回っているが、技範囲と特殊耐久はHヌメルゴン、物理耐久と搦め手はブリジュラスがそれぞれディアルガと同等以上のスペックを持っている為、匹数制限があるルールでディアルガを採用する際はこれらとの差別化を意識したい。

火力は高いものの、高威力の一致技は次ターン行動不可、特攻低下、HP半減とデメリットが大きいものばかりなのがネック。
ダイマックスの廃止でこれらのデメリットを踏み倒せなくなったため、技の使いどころは考える必要がある。

LAに引き続きオリジンフォルムが登場。攻撃と特防が入れ替わることで、特殊アタッカーとしてより洗練された能力になる。
持ち物がだいこんごうだま固定になってしまうが、優秀な一致技をデメリット無しで強化可能。
通常フォルムのディアルガに対し、トリックなどでバトル中にだいこんごうだまを渡すことはできない。
能力値や特性がギラティナのように大きく変わるわけではないため、本wikiでは両形態を1つの育成論に記載する。

第九世代ではドラゴンテールを再習得し、新たにきあいだま、トリックを習得。DLCではじゅうりょく、ほえるを再習得した。
ステロ要員としての復活に期待が持てるが、今作からゼクロムでも同じ事が出来るようになってしまった。
能力値もほぼ同じだが、特攻の高さや耐性多数で差別化可能。

2023/12/8~2023/12/22の期間限定で開催されたレイドバトルで1匹のみ入手可能[1]
性格は「れいせい」、テラスタルは「ドラゴン」固定で、特性は隠れ特性の「テレパシー」。個体値は4V確定のランダム。

主要な過去作限定技(廃止技除く)
いばる/かげぶんしん/じこあんじ/つばめがえし/つめとぎ/でんじふゆう/どくどく/やきつくす


特性考察 [編集]

通常特性・隠れ特性ともに両フォルム共通。

プレッシャー
相手から技を受けたとき、その技のPPを1多く減らす。
片方の特性「テレパシー」がダブルバトル専用なので、シングルではこちらを選択。
特性の発動順によって相手の素早さを判定する目的でも使える。
テレパシー
隠れ特性。ダブルバトル専用。味方からの攻撃技を無効化する。変化技は通常通り受ける。
地面が弱点なので味方からのじしんを受けないのは心強い。
当然ながら、味方のじしんやじならしによる弱点保険の起動ができなくなる。また、味方のかふんだんごによる回復もできない。
かたやぶりで無効化されるので、相方を選ぶ際は注意。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
りゅうせいぐん130(195)90特攻↓↓タイプ一致技。撃ち逃げ向きの主力技。
鋼複合のおかげで、ドラゴン同士の撃ち合いに強気に出られる。
ときのほうこう150(225)90次ターン
行動不可
タイプ一致技。最大火力。
りゅうせいぐん耐えの調整を崩して強引に突破を狙う場合に。
LAと違い、オリジンフォルムでも性能は変化しない。
りゅうのはどう85(127)100-タイプ一致技。性能安定。りゅうせいぐんとの両立も。
てっていこうせん140(210)95最大HP半分消費タイプ一致技。散り際かラス1に。
ラスターカノン80(120)100特防↓10%タイプ一致技。対フェアリー。性能安定。
10まんボルト90100麻痺10%水に役割を持たせるなら。
かみなり11070麻痺30%雨下で必中。カイオーガピンポイント。
だいもんじ11085火傷10%鋼対策。晴れパとのシナジーも良好だが、伝説戦における通りは悪い。
一致技と併せてもらいびヒードラン以外に等倍以上と補完自体は優秀。
かえんほうしゃ90100火傷10%鋼対策の安定重視。
オーバーヒート13090特攻↓↓鋼対策の威力重視。
れいとうビーム90100凍り10%地面・飛行対策。ランドロスサンダーなどに。
ふぶき11070凍り10%地面・飛行対策の威力重視。雪下で必中。
だいちのちから90100特防↓10%ヒードランザシアンやディアルガミラーなど、伝説戦では通りがよい。
パワージェム80100炎・飛行対策。
はどうだん80-必中バンギラスなどに。
きあいだま12070特防↓10%威力重視。
テラバースト80<120>100タイプ変動自身のテラスタルのタイプに変化し、A>Cなら物理技になる。
物理技タイプ威力命中効果解説
スケイルショット25(37)
*2~5
90防御↓
素早さ↑
タイプ一致技。高いBが下がるが、Sを上げる貴重な手段。
ドラゴンテール60(90)90優先度-6
相手交代
タイプ一致技。起点化回避に。フェアリーは交代させられない。
アイアンヘッド80(120)100怯み30%タイプ一致技。でんじはやトリックルームと併せて怯みを狙える。
アイアンテール100(150)75防御↓30%タイプ一致技。対フェアリー。高威力だが命中不安。
ヘビーボンバー40~120
(60~180)
100体重比依存
ちいさくなる
相手に必中
+威力2倍
タイプ一致技。
通常フォルムでも妖アルセウス・剣王ザシアン以外のフェアリーに最大威力。
じしん100100-伝説戦で通りがよく、りゅうせいぐん後でも撃てる。
ボディプレス80100自分の防御で
ダメージ計算
ミラーや一部の鋼、ラッキー対策。特殊型でも採用可能。
シャドークロー70100急所ランク+1ルナアーラピンポイント。
メタルバースト-100-物理・特殊問わず受けたダメージを1.5倍にして返す。優先度0。
くろいてっきゅうなどを持たせて遅くしないと使いにくい。
変化技タイプ命中解説
トリック-新たに修得した技。こだわりメガネやこうこうのしっぽとの組み合わせで。
オリジンフォルムで使用しても失敗するので注意。
トリックルーム-伝説の中では貴重な始動役。トリパ以外でも使いやすい。
最遅の場合実数値は85、無補正無振り65族相当。
でんじは90グラードンなどの地面を呼びやすいので注意。
ステルスロック-流し性能が高いので比較的撒きやすい。ちょうはつには注意。
てっぺき-防御↑↑。ボディプレスとあわせて。
ビルドアップ-攻撃防御↑。物理型の火力補強に。
ほえる-積んでくる相手を強制返還。ステルスロックとの相性もよい。
じゅうりょく-味方の命中率補強・地面技の一貫性向上に。相手も恩恵を受けることを忘れずに。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
ときのほうこう
りゅうせいぐん
りゅうのはどう
スケイルショット
タイプ一致技の強化。素の耐性を大幅に失う代わりに炎耐性を得る。
てっていこうせん
ラスターカノン
アイアンテール
アイアンヘッド
ヘビーボンバー
タイプ一致技の強化。ある程度の役割対象を維持しつつフェアリーに強くするなら。
テラバースト対格闘。弱点を大きくスイッチする目的で。
テラバースト対炎、地面など。電気や草は元の耐性が半減で、豊富なサブウェポンで弱点を突けるので呼びにくい。
テラバースト地面無効+格闘半減。読まれやすい点に留意。
テラバースト氷等倍のまま地面・格闘耐性を得るならこちら。
オーバーヒート
だいもんじ
かえんほうしゃ
テラバースト
火傷無効。地面が一貫する。
だいちのちから
じしん
自身の耐性とのシナジーは無いが、禁伝戦だと刺さりやすい地面技を一致技として使える。
ステラテラバースト素の耐性を維持しつつ全タイプの技を一回ずつ強化。見た目もさることながら強烈なプレッシャーに。
かみなり
10まんボルト
テラバースト
麻痺無効。地面が一貫する。
テラバースト粉技無効。
テラバースト地面が一貫する。フェアリー格闘は半減。
テラバースト対格闘。
シャドークロー
テラバースト
格闘無効。
きあいだま
はどうだん
ボディプレス
テラバースト
各種サブウェポンの強化。一方で元のタイプで役割対象にもなれた敵のフェアリーが弱点になってしまう。
のしかかり
ハイパーボイス
ゴースト無効だがそれだけ。このテラスにするメリットが皆無で、格闘が一貫するので相性が非常に悪い。
ふぶき
れいとうビーム
テラバースト
耐性が大幅に劣化し、格闘が一貫する。
パワージェム
ストーンエッジ
テラバースト
格闘・地面が一貫し、弱点が増える。
テラバースト超無効だが素で半減。格闘が一貫するほか妖に弱くなる。いたずらごころ耐性の獲得。
ステラテラバーストタイプはそのままに、各技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

特殊アタッカー型 [編集]

特性:プレッシャー
性格:ひかえめ/れいせい
努力値:HC252 or HCS調整
持ち物:だいこんごうだま/いのちのたま/ラムのみ/半減実/しろいハーブ/こだわりメガネ/とつげきチョッキ/たつじんのおび
確定技:りゅうせいぐん/ラスターカノンorてっていこうせん
攻撃技:オーバーヒートorだいもんじorかえんほうしゃ/りゅうのはどう/10まんボルトorかみなり/はどうだんorきあいだま/だいちのちから/ストーンエッジ/ボディプレス/メタルバースト/ふぶきorれいとうビーム/パワージェム
変化技:トリックルーム/てっぺき
テラスタイプ:鋼/竜/飛/虫/フェアリー/水/ステラ

種族値に倣ったアタッカー型。攻撃範囲は非常に広い。
鋼タイプを持つため安易なフェアリーの後出しをされないのも大きく、一貫性の高いドラゴン技を撃ちやすい。
トリックルームを展開してからの撃破を狙いたい。

ボディプレスの場合はほぼラッキーピンポイントだが、重く見るなら採用の余地はある。

テラスタイプ候補のうち、タイプ一致技の威力をあげる鋼・竜のほか、弱点を補う飛行・水が安定か。

物理アタッカー型 [編集]

特性:プレッシャー
性格:いじっぱりorゆうかん
努力値:HA252
持ち物:こんごうだま/いのちのたま/ラムのみ/とつげきチョッキ/ヨプのみ
確定技:アイアンテールorアイアンヘッド
攻撃技:じしん/ストーンエッジ/オーバーヒート/りゅうせいぐん
変化技:でんじは/ステルスロック/トリックルーム

通常フォルムの攻撃種族値は120と高めで、伝説戦で通りの良いじしんの火力を底上げできる。
ドラゴン技は使いにくいげきりんではなく、無補正でも高火力のりゅうせいぐんを採用し、特攻が下がっても物理技で攻める事ができる両刀戦略。

鋼タイプの物理アタッカーであるザシアンザマゼンタとはトリックルームや両刀性能で差別化したい。

ステロ撒き型 [編集]

性格:ずぶとい/おだやか/ひかえめ/のんき/なまいき
努力値:H252 BD調整 残りCS
持ち物:だいこんごうたま/オボンのみ/半減実/ふうせん/レッドカード/こうかくレンズ
確定技:りゅうせいぐん/ステルスロック/ドラゴンテールorほえる
選択技:オーバーヒートorだいもんじ/ラスターカノンorアイアンテール

ドラゴンテールとほえるを再習得したことにより復刻。
ガブリアスのじしんを耐える物理耐久と、ミュウツーのきあいだまを耐える特殊耐久を持ち、ほぼ無理やりステルスロックを撒くことが可能。
オリジンフォルムの登場により特殊耐久を底上げすることが可能になったので、特殊アタッカーと対峙した際の安定性が増した。

りゅうせいぐんを撃った後もドラゴンテールとほえるで起点にされない点が優秀。

選択技はパーティ次第だが、ドラゴン技と合わせて技範囲が広い炎技、
もしくはドラゴン技が通じないフェアリーに対抗するための鋼技の二択となる。

ドラゴンテールやアイアンテールの命中率が気になる場合は、こうかくレンズで補強するのも一考。


相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対ディアルガ [編集]

注意すべき点
数少ない鋼・ドラゴンタイプ。
ドラゴンでありながらフェアリー技等倍、逆に一致の鋼技で弱点を突いてくる。
ドラゴン技を無効化できてもフェアリーの後出しはリスクが高く、技範囲も広いためタイプ受けは難しい。
耐性、耐久共に優秀で、生半可な火力ではタイプ一致で弱点を突いたとしても一撃で倒すのは困難。
特殊耐久は比較的低めだが、チョッキ型が多いため特殊火力でのゴリ押しも安定はしない。
積み技を使おうにも、ドラゴンテールやほえるがあるので起点化もしにくい。
オリジンフォルムは特殊耐久がさらに上昇しており、一致技の威力も上昇している。
対策方法
一致技で弱点を突く
ザマゼンタグラードンなどの高火力一致弱点で確実に一撃で落とす。
最速ディアルガは稀なので、同速のグラードンでも最速ならば上を取れることも多い。
きあいのタスキや半減実などを持たせればより安定する。
特殊受け可能なアタッカー型ポケモン
有用な積み技を習得しないため、とつげきチョッキ持ち霊獣ランドロスなどが比較的安定する。
ラッキーなどの数値受けも効果的だが、てっぺき+ボディプレスの可能性は考慮すること。

外部リンク [編集]


[1] レイドバトルはスカーレット限定出現だが、オンラインだとバイオレットでも参加・入手可能。