ダークライ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

ダークライ [編集]

No.491 タイプ:あく
特性:ナイトメア(毎ターン眠っている相手のHPを最大値の1/8減らす)
体重:50.5kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
ポケモンHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ダークライ70909013590125600ナイトメア

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)かくとう/むし/フェアリー
いまひとつ(1/2)ゴースト/あく
いまひとつ(1/4)---
こうかなしエスパー

速攻特殊アタッカー気質のステータスを持つ、単あくタイプの幻のポケモン。碧の仮面で解禁。
超高種族値ポケモンがひしめく禁止伝説戦では控えめな数値ではあるが、専用特性「ナイトメア」と複数体を同時に眠らせる専用技「ダークホール」が強烈。
くさタイプや特性「ぼうじん」で防げない複数催眠は対策困難であり、シングル・ダブル問わず第6世代までは凶悪な性能を誇った。

しかし、第7世代ではダークホールの命中率が50%に引き下げられ、さいみんじゅつを下回るようになった。
さらに、ワイドガードで全体攻撃が防がれるようになったため、大幅に弱体化したといえる。
これまでは催眠を絡めた戦術で種族値をカバーできていたが、特性ナイトメアの発動機会も激減したことから火力不足も目立つようになった。
特攻135という数値は禁止伝説戦ではありふれた数値であり、悪技の威力の乏しさも相まって、上手くわるだくみを積む隙を作らないとダメージレースは制せない。
そのうえザシアン黒馬バドレックスなど自身よりも素早いアタッカーが多数登場。純粋な速攻アタッカーとしても立場が危うい。
この為、ダークホールが命中80%で基本搭載だった時代とは違い、ダブルバトルでなければ採用機会は減ると思われる。

なお、ダブルバトルで使えば敵の1体以上が眠る確率が75%(その内2体とも眠る確率が25%)。
眠らせる確率そのものはさいみんじゅつ(60%)より上。
ダブルで味方のじゅうりょくと合わせて使うなど、サポートありきでの運用が重要となるか。

第九世代では10万ボルトや配布技あくうせつだんなどが没収。新技でめぼしいのはサイコショック程度。

ダブルバトルの相方では、登場時一度だけ相手の回避率を1段階下げられるカミツオロチが登場。
この時、こうかくレンズを持たせた際のダークホールが命中率73%にまで上昇する。
禁止級のポケモンでは無いため、未解禁のビクティニと違ってパーティに参加させやすいのも利点。

レジェンズアルセウスにBDSPのプレイデータがあれば確実に入手可能。
2023年12月7日~12月22日にSVのふしぎなおくりもので合言葉を入力するとプレシャスボール入りのダークライを入手可能。



特性考察 [編集]

ナイトメア
専用特性。眠っている相手の体力を1/8削る。
ダークホールとのシナジーに優れた特性だが、第七世代での命中低下が痛い。
催眠を用いない場合は実質特性なしで運用することになり、高種族値と強特性を併せ持つポケモンが幅を利かせる禁止伝説戦では肩身が狭い。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
あくのはどう80(120)100怯み20%タイプ一致技。怯み効果も期待できる。
バークアウト55(82)95特攻↓100%タイプ一致技。相手全体攻撃でみがわり貫通。
きあいだま12070特防↓10%ディアルガディアンシーに。
かみなり11070麻痺30%カイオーガ対策。スカーフ持ちだと抜かれるので注意。
麻痺すると催眠は出来ないが、先に攻撃出来れば倒し切りやすい。
れいとうビーム90100凍り10&ドラゴン対策。2倍相手ならC特化でほとんど確2圏内。
ふぶき11070氷10%威力重視なら。
こごえるかぜ5595相手全体
素早さ↓100%
サポート用。ダブルバトルで特に有用。
サイコキネシス90100特防↓10%格闘へ。だが積まないとビリジオンは落ちない。
サイコショック80100-特殊受け対策。
ゆめくい100100HP吸収貴重な回復技だが、催眠戦術自体が弱体化してしまっている。
ヘドロばくだん90100毒30%フェアリーへ。ミストメイカーやスイートベール持ちに通る。
テラバースト80<120>100解説参照テラスタル時にタイプ変化し、ランクも含めて攻撃が高い場合は物理技になる。
物理技タイプ威力命中効果解説
はたきおとす65/97
(97/145)
100道具排除タイプ一致技。追加効果が優秀。
イカサマ95(142)100タイプ一致技。いばイカに。攻撃値が低くても伝説戦では高火力。
ふいうち70(105)100優先度+1タイプ一致先制技。ダークホールとの相性は微妙。先制技読み等にも。
でんこうせっか40100優先度+1無条件の先制技。
タスキ潰しになるが、ナイトメアによって既に潰れている場合も多い。
変化技タイプ命中解説
ダークホール50命中が大幅ダウン、ワイドガードで防がれるようになった。
キノコのほうしと違い、ぼうじんゴーグルや草タイプにも通る。
さいみんじゅつ60命中がダークホールより上。単体対象。
でんじは90より確実に妨害をしたいなら。
おにび85でんじはと選択。
わるだくみ-低耐久なので積むには工夫が要る。
めいそう-安定性を増加させたいならこちらも。
ちょうはつ100相手のちょうはつ対策に。
トリック100こだわりアイテムの押し付け等。
みがわり-状態異常対策等に。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
ヘドロばくだん対フェアリー。エスパーに弱くなる。
テラバースト解説
テラバースト解説
サイコキネシス対格闘。ゴーストには弱くなる。
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
あくのはどう一致技の強化に。
テラバースト解説
テラバースト解説

型考察 [編集]

基本型 [編集]

性格:おくびょう
努力値:S252 C252or耐久調整
持ち物:きあいのタスキ/こうかくレンズ/いのちのたま/たべのこし
確定技:ダークホール(ダブル)orさいみんじゅつ(シングル)/あくのはどう
選択攻撃技:ヘドロばくだん/れいとうビーム/きあいだま/かみなり/サイコキネシス/ゆめくい
選択変化技:わるだくみ/みがわり/ちょうはつ

眠らせて嵌める基本型。ぼうじんゴーグル無効な点が大きい。
ダークホールの弱体化が痛いが、ダブルならば相方のじゅうりょくなどのサポートを併せればまだまだ強力。
じゅうりょく下でこうかくレンズを持たせた際のダークホールは命中率91%にまで上昇する。

基本型の特徴としては、催眠技で行動不能にしつつ、攻撃技で殴るというシンプルなもの。
ダークライをそのパーティでどう動かしたいかによって変わってくる。

CとSが高いので、単純に殴る型もあれば、早いポケモンの攻撃を耐えるよう耐久調整されることも。
攻撃技で攻めていく場合は、わるだくみなどで積むと全抜きすることも可能になり、対応幅が広い。

CS252振り時の残りはダウンロード対策でD4振りが基本。
HP実数値は177であり、奇数かつ残飯回復量最大化を満たす16n+1であることからH4振りは非推奨。

いばイカ型 [編集]

性格:おくびょう
努力値:HS252ベース
持ち物:たべのこし
確定技:いばる/イカサマ/ダークホールorさいみんじゅつ/みがわり

第5世代グローバルショーダウンで猛威を振るった型。こちらもダークホールの弱体化が痛い。

催眠技で眠らせる、いばるイカサマで相手を翻弄するなど徹底的にハメ性能を向上させており、
S125族ということもあって、伝説戦でも脅威となる存在。基本的には耐久に多く努力値を割き、一撃で落ちないようにされることが多い。


相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対ダークライ [編集]

注意すべき点
高い素早さを持つアタッカー。眠らされるとナイトメアとゆめくいでどんどん削られる。
対策方法
眠りありきな特性なので、エレキフィールドやミストフィールドなどの催眠対策がそのまま通る。

外部リンク [編集]