グラエナ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

グラエナ [編集]

No.0262 タイプ:あく
通常特性:いかく(場に出た時か戦闘中この特性を得た時、場に出ている相手全員の攻撃を1段階下げる)※ポチエナのとき「にげあし」
     はやあし(状態異常のときに素早さが1.5倍になる。まひ状態でも素早さが下がらない)
隠れ特性:じしんかじょう(相手を瀕死にすると攻撃が1段階上がる)※ポチエナのとき「びびり」
体重  :37.0kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
威嚇悪単HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
グラエナ709070606070420いかく/はやあし/じしんかじょう
(115)(465)いかく無振り換算
マフィティフ8012090607085505いかく/ばんけん/はりこみ
(145)(560)いかく無振り換算

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)かくとう/むし/フェアリー
いまひとつ(1/2)ゴースト/あく
いまひとつ(1/4)---
こうかなしエスパー

第三世代の序盤あく。種族値は全体的に低く、ライバルも多いので厳しい立場にある。
習得技についてはそこそこ優秀で、いかくにより物理耐久は多少補えるが、根本の数値不足が常に付きまとう。

第九世代ではマフィティフが登場し、あく単タイプ唯一のいかく持ちという個性を失う羽目に。
ブラッキーも続投。いかく込みでも物理耐久指数では劣り、こちらは高速再生も覚えないので役割範囲には大きな隔たりがある。
いかりのまえばについては両方が覚えず、マフィティフはあくびも覚えないので、それらの技を用いた差別化を強く意識しておきたいところ。
HPを半減させる技として、無効化タイプの無いカタストロフィが新登場。複合は異なるが、耐久の高いディンルーチオンジェンの登場も懸念点となる。

新規習得した技としてはあまえる、てだすけ、サイコファング辺りが有用。ただし、いずれもマフィティフも覚える。
藍の円盤ではじごくづきを再習得、がむしゃらを新規習得。後者はやはりマフィティフも覚えるが、耐久の低さを逆用して相手を大きく削れるようになった。
失った技で重要なものは、BDSPで剥奪されたどくどく程度で、本人の性能そのものは向上したとは言える。

+  物理耐久指数の比較


特性考察 [編集]

いかく
擬似的に防御を補強でき、B特化なら同条件ブラッキーとほぼ同等の耐久力を得られる。
回復技に乏しいため物理受けは難しいが、繰り出すだけで後続サポートになる点は優秀。
あく単では長らく唯一の所有者だったが、マフィティフの登場で唯一ではなくなった。
幸いいかりのまえばの習得はこの中で唯一であり、マフィティフはあくびも覚えない。
トレースには注意。本人も攻撃技は物理主体なので被害を受けることになる。
依然最有力ではあるが、いかくに対するメタ特性が大幅に増えていることにも注意が必要。
はやあし
どくどくだまやかえんだま、まもるとあわせて。最速なら発動時に最速130族を抜ける。
スカーフと違い技を撃ち分けられるので、あくびやちょうはつ等の補助技も使える。
ただし耐久を削ることになる上、状態異常玉の発動で型を見抜かれるためスカーフのような奇襲性はない。
また確実な発動にはまもるが有効だが、いかくが発動しなかった時点でまもる読みの行動をされやすい。
実質持ち物なしなので火力を補えず、アタッカーにも不向き。型はノートに。
じしんかじょう
隠れ特性。相手を倒せば攻撃が上がるため、アタッカー運用する場合に選択肢となる。
しかし攻撃種族値は90とアタッカーをやるには低く、技威力も一致技を始めほとんどが威力90以下なため初動の火力不足が深刻。
タイプ一致ふいうちはなかなかの威力にはなるが、より高い攻撃を持つドンカラスとの差別化が難しい。
どうしてもイカサマの威力を下げたくないといった特別な理由がない限りほぼ候補外。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中追加効果備考
かみくだく80(120)100防御↓20%タイプ一致技。性能安定。
ふいうち70(105)100優先度+1タイプ一致技。読みが要るが高威力の先制技。
イカサマ95(142)100-タイプ一致技。攻撃無振りでも使える攻撃技。
ただし、相手の攻撃ランク補正の影響を受けるため、いかくとは相性が悪い。
じゃれつく9090攻撃↓10%対格闘・悪。悪技との相性補完に優れる。
いかりのまえば-90-優秀な削り技。ゴーストは呼びにくいので撃ちやすい。
からげんき70/140100-状態異常で威力倍増。はやあしとあわせて。
サイコファング85100壁破壊格闘相手に交代際に当てられれば美味しい。
どちらかというと追加効果目当てでの採用。
ほのおのキバ6595火傷10%
怯み10%
ハッサムナットレイに。
こおりのキバ6595凍り10%
怯み10%
ボーマンダガブリアスランドロスに。
かみなりのキバ6595麻痺10%
怯み10%
ギャラドスペリッパーに。
くさわけ50100素早さ↑100%積み技感覚で。はやあしと同時に発動すれば大幅な素早さ上昇。
特殊技タイプ威力命中追加効果備考
バークアウト55(82)95特攻↓100%タイプ一致技。追加効果が優秀。サポート用。
テラバースト80<120>100-自身のテラスタルのタイプに変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
変化技タイプ命中備考
ちょうはつ100補助技対策。ふいうちと相性が良い。
ほえる-積み技対策。まもる・みがわり貫通かつ必中。
あくび-流し技。起点作りに。
あまえる100物理アタッカーを弱体化。サポート用にも。
みがわり-ふいうち読みの補助技読みで。
まもる-はやあしの発動に。
こわいかお100相手の素早さを大きく下げる。いかくと合わせてサポートに。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
かみくだく
ふいうち
イカサマ
タイプ一致技。ふいうちを強化し確定範囲を広げる。
じゃれつくかくとうむし半減。あく対策に。
のしかかり
からげんき
耐性面の相性は悪いが、からげんきの補強が可能。はやあし型で。
どくどくのキバ
テラバースト
あくの弱点を全て半減。主に耐性目当てでの採用。
テラバーストフェアリー半減。ミミッキュハバタクカミに。
ステラテラバーストタイプはそのままに、各技の威力を1度だけ強化する。
+  採用率の低いテラスタル

型考察 [編集]

物理アタッカー型 [編集]

特性:いかく(推奨)/じしんかじょう
性格:いじっぱりorようき
努力値:A252 HorS252
持ち物:きあいのタスキ/こだわりハチマキ/オボンのみ
確定技:ふいうち/あくび
優先技:いかりのまえば
攻撃技:かみくだくorじごくづき/じゃれつく/ほのおのキバ/こおりのキバ/かみなりのキバ/がむしゃら
補助技:ちょうはつ/ほえる

技は多彩だが、フルアタではマフィティフの劣化になりがち。
先制技のふいうちか、苦手な相手を流せるあくびは入れておきたい。
いかりのまえばで高耐久の相手や苦手なフェアリーを削ることもできる。

サポート型 [編集]

特性:いかく
性格:わんぱくorずぶとい/しんちょうorおだやか
努力値:H252 S調整 残り耐久
持ち物:オボンのみ/ラムのみ/ゴツゴツメット/レッドカード/半減実など
確定技:あくび/いかりのまえば
攻撃技:かみくだく/ふいうち/バークアウト/どろぼう/がむしゃら
補助技:こわいかお/ちょうはつ/ほえる/あまごい/にほんばれ

あくびで相手を流しつつ、いかりのまえばで相手パーティの弱体化を狙う。
あくびといかりのまえばを両立する競合としてはデカグースネッコアラパフュートンがいる。
いかくの存在やふいうちなどでこれらと差別化を図りたい。
バークアウト、こわいかお等で積みアタッカーの起点作りも可能。


対グラエナ [編集]

注意すべき点
ふいうち・いかりのまえば・あくび等の厄介な技が豊富。
あくタイプのため、搦め手の対策をいたずらごころ持ちに任せていると穴になる。
攻撃力を削ぐいかくの他、ダブルではバークアウトも仕掛けてくる。
対策方法
種族値そのものは低水準。いかくも考慮して、特殊アタッカーで正面から叩けば突破は容易。
耐久力はいかく頼りなので、物理アタッカーでも後出しからなら問題無し。
まけんきかちきならいかくを逆利用できる。
先手でちょうはつを入れるのも有効だが、攻撃性能も低くはないことには注意。

外部リンク [編集]