ライコウ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

ライコウ [編集]

No.243 タイプ:でんき
通常特性:プレッシャー(受けた技のPPを1多く減らす)
隠れ特性:せいしんりょく(怯まない、相手の特性「いかく」の効果を受けない)
体重:178.0kg(けたぐり・くさむすびの威力100)
高速特殊電気HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ライコウ908575115100115580プレッシャー/せいしんりょく
サンダース65656011095130525ちくでん/はやあし
レジエレキ801005010050200580トランジスタ
サンダー90908512590100580プレッシャー/せいでんき
霊獣ボルトロス791057014580101580ちくでん
原種・パラドックスHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ライコウ908575115100115580プレッシャー/せいしんりょく
タケルライコ12573911378975590こだいかっせい

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)じめん
いまひとつ(1/2)でんき/ひこう/はがね
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

三聖獣:ライコウ | エンテイ | スイクン


第2世代の準伝説、三聖獣(通称三犬)の一体で単でんき準伝説ポケモン。
種族値は特殊方面を中心にバランスよく配分され、耐性も半減3、弱点1と安定感が高い。
ただ、単タイプかつバランス型で突出した強みが無く、より高い攻撃性能を持つ霊獣ボルトロスレジエレキの陰に隠れ気味。

第九世代で得た特殊の新技はテラバースト、エレキボール、エレキネット。没収されたのはライジングボルト程度。
でんじは以外の素早さ操作手段が増えた程度でライコウ自身の性能は第八世代の頃から大きな変化はない。
一方でテラスタルにより耐性変化や攻撃範囲の拡張・強化手段を得た。
ライコウ自身は第八世代からは攻撃範囲がいくらか改善されたもののサブウェポンの多くは威力が80止まりのため、
主な使い道としてはそれらの補強が目当てとなるか。
相性補完として優秀な氷技はこおりテラスのテラバーストのみなのでこれに頼ることになる。
電気技+氷テラバースト+はどうだんの3つで全てのポケモンに等倍以上で攻撃が可能ではあるものの、
前述の通りサブウェポンの威力は中間止まりで特攻の数値も中の上程度のため、アタッカー型の場合は火力確保が課題となる。
ねっとう、しんそく、ウェザーボール、はどうだんは引き続き通常習得可能。
補助技もほえる、両壁や積み技とそれなりに習得し、アタッカーの他、起点作成やボルトチェンジも用いたサイクル戦向けの型も存在。

参戦と同時にライコウのパラドックスポケモンであるタケルライコが登場したが、
向こうはドラゴンとの複合であり、ステータス配分も中速特殊アタッカーでサブウェポン不足といった具合に
絶妙に住み分けは出来ているので差別化は特に意識する必要はない。



特性考察 [編集]

特性はアナウンスが出るもの1つと出ないもの1つなので、どちらの特性かは必然的にバレる。

プレッシャー
同特性としては比較的高速、かつそれなりの耐久を持ち、まもみがで大技のPPを枯渇させることは可能。
アナウンスが出る特性との同時対面であれば素早さの判定に用いれるという利点があり、どちらかというと先発向けの特性。
せいしんりょく
隠れ特性。怯まなくなり、且つ特性いかくが効かない。
素早さの高さから怯むことは少なく、ねこだましの跋扈するダブル向けの特性であるが、
シングルにおいてはライコウより素早いパオジアンのつららおとしで怯まなくなるという利点がある。
特性いかくが効かない点が活きるのはしんそくのダメージが落ちない程度だが、言い換えればシングルでもこれらの要素を気にするなら候補。
アタッカーとしては勿論、サポートも妨害されずにこなせるところも評価点となる。
直接の入手はVC金銀クリスタル、ハマナスパーク(BDのみ)が必要。その他は通常特性個体にとくせいパッチを使用することで入手できる。

技考察 [編集]

攻撃技タイプ威力命中効果解説
10まんボルト90(135)100麻痺10%タイプ一致技。性能安定。
かみなり110(165)70麻痺30%タイプ一致技。雨とあわせて。
ほうでん80(120)100麻痺30%タイプ一致技。まひ撒きを兼ねたいなら。
ボルトチェンジ70(105)100自分交代タイプ一致技。攻撃しつつ撤退。
ねっとう80100火傷30%対地。電気の天敵である地面に刺さる。追加効果も優秀。
シャドーボール80100特防↓20%ラティオスドラパルトに。
じんつうりき80100怯み10%フシギバナテツノカイナに。
はどうだん80必中-ジバコイルブリジュラスに。
ウェザーボール50100天候下で威力2倍&タイプ変化天候と併せて対ドラゴンや草に。
バークアウト5595特攻↓100%追加効果が優秀。サポート用。みがわり貫通。
テラバースト80100テラスタイプ連動テラスタル中ならテラスタイプに対応した技になる。サブウェポンの拡張に。
しんそく80100優先度+2タスキ潰しに。他の先制技より速い。
変化技タイプ命中解説
めいそう-特攻・特防を補強。特殊方面を補える。
みがわり-補助技対策や、プレッシャーとあわせて。
リフレクター-サポート用。味方の物理耐久を強化。
ひかりのかべ-サポート用。味方の特殊耐久を強化。
でんじは90サポート用。電気や地面、ひらいしん等には無効。
ねむる-状態異常も含め全回復。カゴのみとあわせて。
ほえる-積み技対策。まもる・みがわり貫通かつ必中。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
かみなり
10まんボルト
ほうでん
ボルトチェンジ
でんじほう
一致技強化。電気が一貫した後の一掃性能の強化が主な用途。
テラバースト相性補完優秀なサブウェポンの確保。耐性は劣化するがメリットの方が大きい。
ねっとう地面弱点を消した上で処理速度を上げられるがメイン共々草に止められる点は注意。
テラバースト水への役割を維持したまま攻守共に地面に有利になるがサブウェポンで弱点を突かれやすくなる。
テラバースト弱点の地面を透かす。草への打点確保にもなるのでリターンは攻守合わせてそこそこ。
シャドーボール主にカイリューのしんそく透かしに。
テラバースト攻撃範囲は優秀だが地面が一貫する上に役割対象の水に弱くなる。
テラバースト攻撃面の補完としては優秀だが積まないと威力不足感はぬぐえない。
はどうだん役割対象の飛行に弱くなる点は留意。
テラバースト耐性面で耐久を補う選択肢。ただし地面は一貫する上に攻撃範囲はあまり増えない。
ステラテラバーストサブウェポンを3つ以上使うなら十分候補。
+  使用率・採用率の低いテラスタル

型考察 [編集]

通常アタッカー型 [編集]

性格:おくびょう
努力値:S252 C252 or 耐久調整 余りC
持ち物:たべのこし/いのちのたま/とつげきチョッキ/ラムのみ/ひかりのねんど 等
確定技:10まんボルトorほうでんorかみなり
優先技:めいそう/ねっとう
攻撃技:ボルトチェンジ/シャドーボール/じんつうりき/はどうだん/しんそく/テラバースト
補助技:でんじは/リフレクター/ひかりのかべ/みがわり

種族値に沿ったアタッカー型。
電気技の補完としても、他との差別化としても、ねっとうの優先度は高め。
ただし、火力は控えめなので、使用するならみずテラスタル等を併用しないと思ったほどの火力は出ない。
高い特殊耐久を活かせるめいそうの優先度も高い。
タケルライコには火力、耐久で負けておりSもじんらいで補われる。
ねっとう、はどうだんなどの豊富なサブウェポン、両壁、100族やオーガポンより速いS、弱点の少なさなどで差別化を図っていきたい。

電気+水である程度の範囲は確保出来ているため、残りの技や持ち物は+αで何をさせたいかで選ぶと良い。

積むチャンスを増やすなら、みがわり+たべのこし、
対面性能を重視するなら、しんそく+いのちのたま
後続サポートを意識するなら、壁+ねんど、といった具合。

尚、電気+水はドラゴンに弱いので、めざめるパワーのごとく、氷テラスタルを採用すると技範囲はかなり広がる。

こだわりメガネ型 [編集]

性格:おくびょう
努力値:CS252
持ち物:こだわりメガネ
確定技:10まんボルトorかみなり/ねっとう
選択技:ボルトチェンジ/じんつうりき/シャドーボール/はどうだん

CS115を活かし、メガネの高火力で上から負荷をかけるアタッカー型。サイクル戦で強さを発揮する。
他の特殊電気との差別化になるねっとうはぜひ欲しい。

火力目安(無補正C振り@メガネ)
10まんボルトH振りスイクン中乱1
H振りドヒドイデ確1

壁起点型 [編集]

性格:おくびょう
努力値:S252 H252or耐久調整
持ち物:ひかりのねんど
確定技:10まんボルトorほうでんorボルトチェンジ/ねっとうorほえる/ひかりのかべ/リフレクター

高速で両壁を張り、積みアタッカーの起点を作るサポート型。
麻痺狙いのほうでん、起点化回避のボルトチェンジも使える。

同じ壁張り要員のレジエレキには素早さで劣るが、素の耐久で勝る。
弱点も少ないため、スカーフ持ちに奇襲されても壁張りを遂行しやすい。
仮にスカーフじしんで確1にされても、後続の飛行タイプで起点にできる。


対ライコウ [編集]

注意すべき点
電気タイプ屈指の特殊耐久を持つうえ、特殊技では弱点を突きにくい。
素早さも高く、先制みがわり・めいそうから全抜きされる恐れもある。
アタッカー型以外に壁張りサポート型やプレッシャー耐久型も存在する。
対策方法
物理耐久は低いため、じしんで一致弱点を突けば確1を狙える。
ねっとうやシャドーボール持ちが多い点には注意。
みがわり・めいそう対策にちょうはつ・ほえる等があると良い。
水等倍以下の地面や草、ドラゴンタイプがいれば楽だろう。

外部リンク [編集]