マニューラ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

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マニューラ [編集]

No.0461 タイプ:あく/こおり
通常特性:プレッシャー(受けた技のPPを1多く減らす)
隠れ特性:わるいてぐせ(自分が道具を持っていない時、直接攻撃を受けた相手から道具を盗む)
体重  :34.0kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
同複合HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
マニューラ70120654585125510プレッシャー/わるいてぐせ
パオジアン80120809065135570わざわいのつるぎ
177627特性込み・A252振り

ばつぐん(4倍)かくとう
ばつぐん(2倍)ほのお/むし/いわ/はがね/フェアリー
いまひとつ(1/2)こおり/ゴースト/あく
いまひとつ(1/4)---
こうかなしエスパー

典型的な高速物理アタッカーの種族値配分を持つあく×こおり複合。
耐性は悪いが、全体的に弱点は物理寄り。元々物理耐久は低いため基本的にタスキ頼りで、確定数への影響は小さい。
特殊耐久はそこそこあり、等倍の特殊アタッカー相手は素で耐える相手もそこそこ多め。

第九世代では同複合として準伝説のパオジアンが登場。配分が似通い、合計値の差から数値上は劣り気味。
特性もマニューラより有用とあって、環境初期は肩身が狭い状況が続いていた。
しかし碧の仮面で、当初失っていたはたきおとす、きあいパンチ、うらみといった技を再習得。
更に藍の円盤で念願のトリプルアクセル、じごくづきが復帰、新技のはやてがえしも獲得。前世代のパワーを取り戻すことに。
パオジアンはDLCでの強化がほぼ無かったのもあって、差別化についてはほぼ心配無くなったと言えよう。
それでも素のスペック差については変わりないので、習得技の違いは意識して育成するようにしておきたい。

新要素のテラスタルとの相性も悪くなく、劣悪な耐性を改善、特殊相手に等倍で受けやすくなり、タスキを切ることも選択肢に。
元のタイプと一致する形に変えれば火力面もカバーでき、かくとうになると大火力のきしかいせいを狙えるようになる。
反面、本来の役割対象であるガブリアスボーマンダカイリューもタイプ変更が可能になった点には注意が必要。
エース運用が多いポケモンのためテラスタルを切ってくる場合も多く、本来の有利を活かしきれずに終わりやすくなっている。

ちなみに、リージョンフォームの進化形であるオオニューラは別種扱いで同一の編成に採用可能。
種族値傾向も似ているが、タイプ・習得技の違いにより、差別化もほぼ考えなくて構わない。

進化前のニューラについては後述。

※降格になったPP切らし型はノートにあります。



特性考察 [編集]

特性はアナウンスが出る特性と出ない特性1つずつなので、場に出た瞬間どの特性かは必然的にバレる。

プレッシャー
特性自体の効果よりも、アナウンスの出る特性持ち相手に先手が取れるかを確認できる点が優秀。
一応まもる・みがわりでPP5の技(最大8)程度なら枯らすことも可能であり、後投げ時に相手の対応技のPPを多く減らす効果もあるため、
状況次第で戦略に組み込めないこともない。今作で体力半分回復系のPPが減ったので、持久戦にも強くなった。
隠れ特性のわるいてぐせがデメリットも内包している都合上、役目を確実に果たすならこちら一択。
なお、ニューラの特性はせいしんりょくするどいめだが、進化後はどちらもプレッシャーになる。
わるいてぐせ
隠れ特性。接触攻撃を受けた時に相手の持ち物を奪う。相手の攻撃でひんしになったときは奪えない。
条件と種族値的にほぼきあいのタスキが前提。かつ上手く発動しても望み通りのものを奪えるとは限らない。
理想的な状況であれば相手の決定力を落とすことが可能だが、相手依存が強くあまりに安定しない。
一応持ち物に強く依存する物理アタッカー相手であれば役立つことはある。
先発運用しないのであれば、プレッシャーも別に相性が良い訳でもないのでパオジアンとの差別化も踏まえるとこちらも一応選択肢には入るか。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
トリプルアクセル20→40→60
(30→60→90)
903回攻撃タイプ一致技。氷技で最もダメージ期待値が高い。接触技。
一般的な連続攻撃技とは異なり、攻撃のたびに命中判定が行われる。
期待値は威力94、3発当たる確率は72.9%。
3回命中すれば珠つららおとし(165)より高威力なので、
こうかくレンズも視野(3回命中率97%)
つららばり25(37)*2~5100非接触タイプ一致技。連続技で最高威力は125と一番高いが、
威力は不安定で期待値も低い。
期待値は25×(2×0.35+3×0.35+4×0.15+5×0.15)で77.5。
つららおとし85(127)90怯み30%タイプ一致技。非接触で怯みも期待できる。やや命中不安。
アイススピナー80(120)100フィールド破壊タイプ一致技。性能安定で追加効果も優秀。
こおりのつぶて40(60)100優先度+1タイプ一致技。先制技。きあいのタスキ潰しに。
こだわりスカーフやりゅうのまいにも強い。
はたきおとす65(97)/
97(145)
100道具排除タイプ一致技。追加効果が優秀。パオジアンとの差別化に有用。
わるいてぐせとは噛み合いが悪い。
じごくづき80(120)100音技封じタイプ一致技。性能安定。
2ターン音技を封じられる。みがわり採用時やラウドボーンや特殊虫を意識するなら。
ねこだまし40100優先度+3
怯み100%
タスキ潰しや、ダブルでのコンボ崩しに。
ノーマルジュエルとあわせてわるいてぐせ発動を狙う。
フェイント30100優先度+2ダブル用。タスキ潰しや、ダブルでのまもる解除に。
はやてがえし65100優先度+3
怯み100%
先制攻撃技を使う相手にのみ成功。主に鈍足アタッカーの先制技を読んで使う。
優先度が高くても攻撃技以外が選ばれると失敗する。
怯み効果もせいしんりょく、おんみつマントなどで無効化されるので注意。
この技自体が先制技のため、先制技無効特性の前には無力。
けたぐり20~120100-対氷・悪・鋼。威力不安定。役割対象を考えればほぼ必須技。
きしかいせい20~200100-タスキやこらえるとあわせて。※ニューラ時限定なので注意。
かわらわり75100壁破壊同上。壁貼りが多い環境では採用しやすい。
カウンター-100優先度-5物理技を倍返し。タスキとあわせて。
特殊技タイプ威力命中効果解説
テラバースト80<120>100タイプ変動テラスタルアタッカーの場合の技範囲強化用。
変化技タイプ命中解説
ちょうはつ100補助技対策。素早いので使いやすい。
みがわり-補助技対策や、交代読みで。プレッシャーとあわせて。
つるぎのまい-攻撃を大幅強化。抜き性能の向上に。
バトンタッチ-積み技やみがわりと併せて。
+  採用率の低い技

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
フェイント解説
テラバースト火傷を無効化できる他、呼ぶはがねへの打点として。
テラバースト解説
テラバーストみず。麻痺対策になる他、あく/こおり/でんき全てを半減できるポケモンがSVに存在しない。
テラバースト粉技無効。
つららおとし
こおりのつぶて
一致補正2倍。多くの相手の弱点を突ける。
けたぐり
かわらわり
はがねいわ
どくづき耐性は優秀だが、低耐久なので活かし辛い。
弱点を突ける範囲は氷とかぶりがち。
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバーストかくとう。4倍弱点を受けるマッハパンチを半減するようになる。
しかし、耐性面はフェアリーより弱くなる。
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト耐性が大幅に入れ替わる。
マッハパンチの他、ふいうちより優先度が高いしんそく無効、であいがしらを半減に抑えられる。
テラバースト解説
つじぎり一致補正2倍。一貫性が高め。
テラバーストフェアリー。多耐性だが、元の弱点である炎と格闘は抜群で通す。
テラバースト解説

型考察 [編集]

物理アタッカー型 [編集]

特性:プレッシャー/わるいてぐせ
性格:ようき/いじっぱり/せっかち(カウンター持ちのみ)
努力値:AS252
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/こだわりハチマキ
確定技:つららおとしorアイススピナーorトリプルアクセル/こおりのつぶて/はたきおとすorじごくづき
優先技:カウンター(タスキ時)
候補技:かわらわりorけたぐり/どくづき/みがわり/ちょうはつ/つるぎのまい/ねこだまし

基本的なアタッカー型。

こおりのつぶては自身より高速のドラゴンであるドラパルトに有効。単純に命中安定技としても便利。

格闘技はオーロンゲドラパルトなどの壁張りを意識するならかわらわり、重い相手を意識するならけたぐり。

ねこだましは、トリプルアクセル没収&ダイマックス廃止でタスキ貫通手段として優先度が上がった。

氷+悪+格闘の組み合わせは優秀だが、水/フェアリー複合には全て半減されるので注意。

スカーフ型 [編集]

特性:わるいてぐせ(推奨)/プレッシャー
性格:ようき/いじっぱり
努力値:AS252
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:つららおとしorアイススピナーorトリプルアクセル/はたきおとすorじごくづき
選択技:かわらわりorけたぐり/どくづき
補助技:ちょうはつ

一致氷技の突破力を活かし、ドラパルトなどの自身よりも高速なアタッカーに奇襲を狙う。
S125未満のスカーフ勢に対しても死に出しからストッパーになりうる点が魅力。

特性プレッシャーの場合いくつかの役割対象にスカーフがバレるので、消極的な理由だがわるいてぐせ推奨。

【ダブル】サポート型 [編集]

特性:プレッシャー
性格:ようき
努力値:S252 HorAorC252
持ち物:きあいのタスキ
確定技1:ふくろだたき
確定技2:なみのり
優先技:ねこだまし
攻撃技:はたきおとす/orじごくづき/こごえるかぜ/こおりのつぶて/つららおとしorアイススピナー/バークアウト/フェイント
補助技:ちょうはつ/まもる

後述のニューラと同じく、コンボの起点となるサポート型。
あちらより高い素早さと攻撃力が魅力。

ニューラで抜けずマニューラで抜けるポケモンはオンバーンなど。


対マニューラ [編集]

注意すべき点
攻撃・素早さが高く、氷4倍のドラゴンや、高速エスパーゴーストに強い。
こおりのつぶてやつるぎのまいを持つためタイマンに優れる。
つららおとし、はたきおとす、じごくづき等、追加効果が優秀な技も多数。
サブウェポンには格闘技やどくづき、タスキカウンター等。
対策方法
パオジアンと同じ対策が通じる。パオジアンの対策が出来ていれば苦戦することはないだろう。
差別化にカウンター、きしかいせいを採用していることが多いので意識しておくとよい。
攻撃・素早さは高いが技の威力は低め。耐久は低水準で弱点も突きやすい。
がんせきふうじやねばねばネット、おにびやでんじはで機能停止を狙え、ステルスロックもダメージ2倍でタスキつぶしが狙えるので有効。
ただし、おにびやでんじはは特性がいたずらごころだと無効化されるので注意。
接触技を使用する場合はわるいてぐせの存在も留意しよう。

ニューラ [編集]

No.0215 タイプ:あく/こおり
通常特性:せいしんりょく(怯まない。いかくを無効化する)
     するどいめ(命中率を下げられない・相手の回避率上昇を無視して攻撃できる)
隠れ特性:わるいてぐせ(自分が道具を持っていない時、直接攻撃を受けた相手から道具を盗む)
体重  :28.0kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
ポケモンHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ニューラ5595553575115430せいしんりょく/するどいめ/わるいてぐせ
(92)(122)(514)しんかのきせき無振り

しんかのきせき換算はおおよその目安。


マニューラより全能力が低く、しんかのきせきを持たせても耐久力には期待できないが、
せいしんりょくを活かしてダブルでの運用が考えられる。

こおりのつぶてはマニューラのレベル技なので、こちらで扱うには遺伝させる必要がある。


型考察 [編集]

【ダブル】サポート型 [編集]

特性:せいしんりょく
性格:ようき/おくびょう
努力値:S252 HorAorC252
持ち物:しんかのきせき/きあいのタスキ
確定技1:ふくろだたき
確定技2:なみのり
優先技:ねこだまし
攻撃技:つららおとしorアイススピナー/こごえるかぜ/こおりのつぶて/バークアウト/フェイント
補助技:ちょうはつ/よこどり/まもる

マニューラにはない特性せいしんりょくでねこだましのひるみを無効化しつつコンボの着火役となる。
せいしんりょくとねこだましを両立できるポケモンの中では最速。

主にウインディ等のせいぎのこころ持ちポケモンの攻撃力を爆発的に上げるふくろだたき軸、
低いCを逆に利用してセキタンザン等の弱点保険を少ない負担で発動させるなみのり軸に分けられる。
こごえるかぜやバークアウト等のサポート技も多く、柔軟な対応が可能。


外部リンク [編集]