バルジーナ - ポケモン対戦考察まとめWiki｜最新世代（スカーレット・バイオレット）

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バルジーナ [編集]

No.630 タイプ：あく/ひこう
通常特性：はとむね（相手に防御を下げられない）
　　　　　ぼうじん（天気の影響でダメージを受けない、粉系の技、及び特性「ほうし」を無効化）
隠れ特性：くだけるよろい（物理攻撃を受けると防御が1段階下がり、素早さが2段階上がる）
体重　　：39.5kg（けたぐり・くさむすびの威力60）

全ポケモンでも屈指の総合耐久指数を誇るあく×ひこう複合。
ぼうじんで砂嵐のダメージも防げる上に、技レパートリーも全体的に耐久向けのものが揃う。
耐久型としては素早さが中速程度にあるため、多くの耐久型に先手でちょうはつを決めやすいのも強み。
攻撃面は貧弱ながら物理にはイカサマ、特殊にはバークアウト、その他はたきおとすやとんぼがえりなど有用な小技を多数覚える。

第九世代では高速再生技のPPが減少。はねやすめも例外ではなく、受けきれる回数が制限されやすくなった。
一方でテラスタルは事前に決めておいたテラスタイプ以外の技は基本的に強化しないので、強引に突破されることは減少した。
技方面では、失った技については大したものが無い一方、フェザーダンス、じごくづきを新規習得。
てっぺきを貫通してくるてんねん物理アタッカーに対して受けを成立させやすくなった。
じごくづきは火力はあまり期待出来ないが、音技を封じることでみがわりの安定度を高めることが可能。
技スペースが厳しいので優先度は低いものの、ダブルなら相方のサポートも含めて採用理由は存在するか。

自身のテラスタルについては、元がアタッカー向きではないので本人に切る機会は少ないだろう。
強いて言えばイカサマを強化できるあく、耐久型の天敵である毒状態を防げるどく、はがねが候補。
あく以外になるといたずらごころからの妨害を受けるようになる点は忘れずに。

特性考察 [編集]

はとむね

防御低下を防げる。
耐久型のポケモンなので死活問題となる防御ランクの低下を防げるのは悪くないが、てっぺきを習得するためこれに頼らずともカバーは可能。
高確率で防御を下げる専用技を持つ、HジュナイパーやGサンダーを意識するなら。
ダイマックスの廃止により防御を下げられる機会が減少したため、前作より有用性は落ちている。
とはいえ他の特性もややピンポイントなこと、前述の通りステータスとの噛み合わせ自体は悪くないことから、所有者としては採用意義はある部類。

ぼうじん

天候ダメージや粉技を防ぐ。第九世代では霰が廃止、代わりに登場した雪はダメージが無いので主に砂嵐対策に。
キノガッサの復帰、アラブルタケの追加によりキノコのほうしの使用者も増加しており、それらに強く出られるのは利点。
ちょうはつを覚えるので搭載しているなら他を選んでもよいが、すなおこしにも有効なので迷ったら基本はこれ。
リククラゲには特性きんしのちからのかたやぶり効果によって貫通されるので注意。

くだけるよろい

隠れ特性。直接攻撃を受けると防御が1段階低下する代わりに素早さが2段階上昇。
てっぺきを覚えるので下がった防御をカバーしていくことも可能ではあるが、
バトンタッチを覚えないので上がった素早さは自力で活用するしかない。
採用するなら相手を抜いて何をさせるのかは明確にしておきたい。

技考察 [編集]

物理技	タイプ	威力	命中	効果	解説
イカサマ	悪	95(142)	100	-	タイプ一致技。物理アタッカーに高威力。耐久型のメインウェポン。
はたきおとす	悪	65/97 (97/145)	100	道具排除	タイプ一致技。追加効果が優秀。Aは低いのであくまで耐久型の妨害目的。
じごくづき	悪	80(120)	100	音技封じ	タイプ一致技。みがわりと相性がよい。
ブレイブバード	飛	120(180)	100	反動1/3	タイプ一致技で最高威力。反動が痛い。
アクロバット	飛	55(82) 110(165)	100	道具消費後 威力倍	タイプ一致技。消費アイテムを持たせるなら。
ダブルウイング	飛	40(60)*2	90	-	タイプ一致技。反動や条件はないがたまに外す。
とんぼがえり	虫	70	100	自分交代	対悪。攻撃しつつ撤退。交代読みで。
がんせきふうじ	岩	60	95	素早↓100%	追加効果が優秀。素早さ逆転から先制はねやすめを狙える。
ボーンラッシュ	地	25x2~5	90	-	対電岩鋼。飛行技との補完に優れる。期待値は3発。
特殊技	タイプ	威力	命中	効果	解説
あくのはどう	悪	80(120)	100	怯み20%	タイプ一致技。特殊型メイン候補。追加効果が発生すれば嬉しい。
バークアウト	悪	55(82)	95	特攻↓100%	タイプ一致技。特殊アタッカー弱体化で疑似特防強化になる。 ダブルでは相手全体攻撃。耐久型の妨害目的に。
ぼうふう	飛	110(165)	70	混乱30%	タイプ一致技。命中不安定だが高威力。雨で必中。
エアスラッシュ	飛	75(112)	95	怯み30%	タイプ一致技。追加効果はあくのはどうよりも期待できる。
ねっぷう	炎	95	90	火傷10%	わるだくみがあれば対氷・鋼に思わぬダメージになる。
変化技	タイプ		命中	解説
はねやすめ	飛		-	回復技。先手で使うと耐性が一変。
どくどく	毒		90	ダメージ源。耐久型に。どくタイプ以外で珍しく習得。
ちょうはつ	悪		100	補助技対策。耐久型には先制しやすい。
みがわり	無		-	補助技対策など、色々と役立つ。
ふきとばし	無		-	積み技対策。みがわり貫通・必中。かぜのり相手には無効の為注意。
きりばらい	飛		-	必中。回避率低下で後続のサポートや、壁・障害物・フィールドの対策になる。
わるだくみ	悪		-	特攻を強化。特殊型の火力補強に。しかし素の特攻が低すぎるので使用に対するリターンは少なめ。
てっぺき	鋼		-	防御を強化。物理に滅法強くなる。

テラスタル考察 [編集]

タイプ	主な技	解説
無	ギガインパクト すてみタックル	解説
炎	テラバースト ねっぷう	解説
水	テラバースト	解説
電	テラバースト	解説
草	テラバースト	解説
氷	テラバースト	解説
闘	テラバースト	解説
毒	テラバースト	解説
地	テラバースト ボーンラッシュ	解説
飛	ぼうふう エアスラッシュ ブレイブバード アクロバット ダブルウイング	解説
超	テラバースト	解説
虫	テラバースト とんぼがえり	解説
岩	テラバースト がんせきふうじ	解説
霊	テラバースト シャドーボール	解説
竜	テラバースト	解説
悪	はたきおとす あくのはどう バークアウト イカサマ うっぷんばらし じごくづき	解説
鋼	テラバースト	解説
妖	テラバースト	解説
ステラ	テラバースト	タイプはそのままに、各技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

物理受け型 [編集]

特性：ぼうじん(優先)orはとむね
性格：わんぱくorずぶとい
努力値：H252 B252orS調整 残り耐久
持ち物：ゴツゴツメット/たべのこし
確定技：イカサマ/はねやすめ/どくどく
選択攻撃技：はたきおとす/とんぼがえり/バークアウト/がんせきふうじ
選択変化技：ちょうはつ/ふきとばし/てっぺき/おいかぜ
テラスタイプ：どく/はがね/みず/フェアリー等

物理アタッカーを意識した物理受け型。
はねやすめで回復しつつ、どくどくやゴツゴツメットで削る。

相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3～4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。

対バルジーナ [編集]

注意すべき点

全てのポケモンの中でも屈指の耐久指数。4倍弱点もなく、高速再生も備えており突破が困難。
はたきおとすやがんせきふうじでの妨害、おいかぜでのサポートも可能。
積みアタッカー対策としてふきとばし・ちょうはつ、スリップダメージのどくどくと一通りの技を覚える。
攻撃面を完全に切り捨てた分素早さも中速帯程度にあり、耐久型で泥沼に引きずり込もうにも先手でちょうはつを食らい詰みかねない。

対策方法

通常時と先制はねやすめ時に一貫して弱点を突けるフェアリー技が有効。
攻撃わざでフェアリーに有効なわざは、はがねのつばさしかない。
火力は貧弱で、ほぼイカサマ・どくどく頼り。あく等倍以下の特殊アタッカーでちょうはつを叩き込めばほぼ無力化できる。
変化技は基本的にこちらを対象とするものが中心なので、マジックミラーのブリムオンならまず押し負けない。

外部リンク [編集]

• バルジーナ - ポケモン百科事典