アリアドス - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

アリアドス [編集]

No.168 タイプ:むし/どく
通常特性:むしのしらせ(HPが残り1/3以下になると、虫タイプの技の威力が1.5倍になる)
     ふみん(ねむり状態にならない)
隠れ特性:スナイパー(攻撃が相手の急所に当たった際のダメージが2.25倍になる)
体重  :33.5kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
物理+ねばねばネットHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
アリアドス709070607040400むしのしらせ/ふみん/スナイパー
コロトック778551555165384むしのしらせ/テクニシャン
ハハコモリ7510380708092500ようりょくそ/むしのしらせ/ぼうじん
オニシズクモ6870925013242454すいほう/ちょすい
ワナイダー607992528635404ふみん/はりこみ

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ほのお/ひこう/エスパー/いわ
いまひとつ(1/2)どく/むし/フェアリー
いまひとつ(1/4)くさ/かくとう
こうかなし---

第二世代で登場したむし・どく複合。合計種族値が低く、特に素早さは相当な鈍足。
耐久もそれに見合うほどは無く、一致等倍の高威力技辺りから危うくなってくるため、行動機会の確保が課題。
攻撃が最も高いがそれでも並以上ではなく、一致技の抜群範囲が狭い上にサブウェポンも威力不足が目立つため、起点作成が主な役割。

特に有用なねばねばネットは第七世代までと同様、ハハコモリアブリボンといったより素早い使い手がライバルとなる。
更に第九世代では、個性であったふみんを持つねばねばネットの使い手としてワナイダーも新登場。
単純な起点作成としてはあちらの方がレパートリーも豊富なので、差別化は意識しておきたい。
タイプの違いは耐久を考えると決め手になりづらいので、ねばねばネットの所持者で唯一覚えるかなしばりが分かりやすいか。

専用技、どくのいとは素早さを1段階下げつつ毒状態にする変化技。
Zワザの廃止により素早さの向上が出来なくなり、抜ける相手は大幅に狭まった。
また、ベノムトラップが廃止されたことで起点作成の性能としてもやや弱体化。
個性としては引き続き有用ではあるが、採用理由に直結するとまでは行かなくなってしまった。

技方面でははたきおとすを新規習得。ワナイダーも覚えるので差別化にはならないが、本人の性能については強化された。
本人との相性はよくないがアシッドボム、むしのていこう、とびつく辺りもサポートを考えると候補には入るだろう。
失った技としては音技を封じるじごくづき、実質的に唯一のじめん技であったじだんだ辺り。



特性考察 [編集]

むしのしらせ
HPが1/3以下の時にむし技の威力が1.5倍。
相手が攻撃してくる場合に火力を伸ばし、反撃を食らわせることができる。
強力なあくタイプが増加したことでむし技の通りが若干良くなっているのも追い風。
ふみん
サポートならこれで確定。あくびループを断つ他、キノガッサのキノコのほうしを無効化できる。
しかしキノガッサのテクニシャンがんせきふうじで乱1のため、強く出るなら耐久振りかタスキは必須。
きんしのちからで眠らされた場合はすぐ起きるため警戒の必要はない。
スナイパー
隠れ特性。SV登場済ポケモンでは唯一きあいだめと両立する。しかし藍の円盤でキングドラが登場したことによってその唯一性は奪われた。
クロスポイズンやつじぎりと合わせれば確定急所が狙えるが、鈍足低耐久のアリアドスで積む隙は作りにくい。
つるぎのまいでも火力補強が可能。あちらは先制技にも適用されるために使い勝手がいい。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力
[しらせ]
命中追加効果備考
メガホーン120(180)
[270]
85-タイプ一致技。高威力だが命中不安。
きゅうけつ80(120)
[180]
100HP吸収タイプ一致技。HP吸収効果付き。
ミサイルばり25(37)[55]
*2~5
95-タイプ一致技。きあいのタスキやみがわりに強いが威力は低い。期待値は3発。
とびかかる80(120)
[180]
100攻撃↓100%タイプ一致技。サポートも兼ねた攻撃技。
とびつく50(75)
[112]
100S↓100%一致技。追加効果は優秀だが鈍足なので活かしにくい。
とどめばり50(75)
[112]
100相手瀕死で
攻撃↑↑↑
タイプ一致技。追加効果が強力だが、自分で活かすよりはバトン用の方が使いやすい。
どくづき80(120)100毒30%タイプ一致技。フェアリーへ。A特化で無振りキノガッサが確1。
クロスポイズン70(105)100毒10%
急所率+1
タイプ一致技。スナイパーで急所を狙うなら。
くさわけ50
[75]
100素早さ↑100%バトンタッチ型のお供に。
スマートホーン70-必中技対いわ。ハバタクカミにも。
はたきおとす65/97100道具排除対ゴースト。追加効果が優秀。
起点作りにも。
つじぎり70100急所率+1対ゴースト。スナイパーで急所を狙うなら。
ふいうち70100優先度+1先制技。高威力だが読みが必要。
かげうち40100優先度+1先制技。威力は低いがふいうちと違い気軽に使える。
イカサマ95100-攻撃無振りでも火力を出せる。
特殊技タイプ威力
[しらせ]
命中追加効果備考
むしのていこう50(75)
[112]
100特攻↓100%タイプ一致技。追加効果狙いで。ダブルでは全体攻撃。
まとわりつく20(30)
[45]
100バインドタイプ一致技。4~5ターン拘束+継続ダメージ。
アシッドボム40(60)100特防↓↓100%タイプ一致技。味方のサポートに。
ナイトヘッド-100-定数ダメージ。一貫性も高く使い易い。
テラバースト80<120>100-テラスタル中はテラスタイプの技になる。
AとCを比べて高い方でダメージを与える。
変化技タイプ命中解説
ねばねばネット-場に出た相手の素早さを下げる。鈍足のためほぼサポート用。
かなしばり100相手の有効打を封じて隙を作る。
どくどく90
(必中)
ダメージ源や耐久ポケモン対策として。
どくびし-サポート用。
どくのいと100専用技。毒+S↓。猛毒でないことに注意。
2つの効果は互いに独立しており、毒無効相手にもS低下は発動する。
こうそくいどう-最速で積むと130族を抜ける。
こわいかお100相手素早さ↓↓。先発相手に。
いとをはく95相手素早さ↓↓。こわいかおに命中で劣るがダブルでは2体に当たる。
つるぎのまい-攻撃↑↑。バトンと合わせても可。
きあいだめ-スナイパーやバトンタッチと合わせて。
バトンタッチ-積み技を引き継げる。
みがわり-むしのしらせやふいうち、かなしばりと相性がよい。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
ギガインパクト解説
テラバースト火傷無効。
テラバースト解説
テラバースト解説
くさわけ
テラバースト
粉技無効だが、キノコのほうしやねむりごなはふみんで防げる。
テラバースト解説
テラバースト解説
どくづき
クロスポイズン
タイプ一致。
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
メガホーン
きゅうけつ
とびかかる
とびつく
タイプ一致。
テラバースト解説
かげうち解説
テラバースト解説
ふいうち
はたきおとす
つじぎり
いたずらごころ耐性の獲得。
スマートホーン
テラバースト
解説
テラバースト解説
ステラテラバーストタイプはそのままに、各技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

基本アタッカー型 [編集]

特性:むしのしらせ/ふみん/スナイパー
性格:いじっぱり
努力値:HA252orS調整残りHA
持ち物:こだわりハチマキ/たつじんのおび/とつげきチョッキ/きあいのタスキ
確定技:メガホーン/ふいうちorかげうち
攻撃技:どくづき/はたきおとす/ナイトヘッド
変化技:どくどくorどくのいとorどくびし/ねばねばネット/つるぎのまい/みがわり

攻撃力の確保と素早さの低さからメガホーンと先制技が必須となる。
特性ふみんにより草タイプの粉技やエスパータイプの催眠術に無償降臨することが可能で、
そこから攻撃or交代読みでの補助技を仕掛ける。
Hに全振りするのではなく無振りマリルリ抜きにSを調整してもよいだろう。

高速移動かなしばりバトン型 [編集]

特性:ふみん
性格:ようき
努力値:S252をベースにHA調整
持ち物:きあいのタスキ/くろいヘドロ/メンタルハーブ
確定技:こうそくいどう/かなしばり/バトンタッチ
選択技:メガホーンorとびかかる/はたきおとすorふいうち/ねばねばネット

一発耐えてこうそくいどう、敵のメインウェポンを先制かなしばりで縛ってからバトンタッチをする。
相手の技スペースを3つにした状態でエース降臨を狙う型。

単にこの3つを採用するだけではモルフォンの劣化になりがち。
一応あちらの持たないふみんがあるが、それだけでは差別化点として心細い。
役割を切り替えられるねばねばネットかバトン後も腐らせない先制技のふいうちが欲しいところか。

【ダブル】サポート型 [編集]

特性:ふみん
性格:わんぱく/しんちょう
努力値:S調整 残りHBD
持ち物:メンタルハーブ/きあいのタスキ
確定技:いとをはく
攻撃技:ふいうちorかげうち/アシッドボム/はたきおとす/ナイトヘッド/イカサマ
変化技:いかりのこな

モルフォンとの差別化になるいとをはくは確定。
フェアリー半減のため範囲攻撃のマジカルシャインに強い。
ふみんによるキノコのほうし耐性やいかりのこな、トドメ用のふいうちと技は揃っている。
アシッドボムは味方の火力強化用。てだすけは覚えない。


相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対アリアドス [編集]

注意すべき点
ねばねばネットが厄介。交代際に素早さを下げられるのはプレッシャーが大きい。
それ以外にもかなしばりやバトンタッチも覚える。
有効打を封じられた状態で積みアタッカーと合わせられることもあり注意が必要。
対策方法
耐久力、素早さは低いので不一致弱点でも容易に落とせる上、変化技に対してもちょうはつを上からかけやすい。
きあいのタスキを無視できる連続技ではロックブラストが効果抜群。
鋼には有効打がほぼない。

外部リンク [編集]