ブーピッグ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

ブーピッグ [編集]

No.0326 タイプ:エスパー
通常特性:あついしぼう(ほのおタイプとこおりタイプの攻撃技のダメージを半減する)
     マイペース(混乱状態にならない、特性いかくを受けない)
隠れ特性:くいしんぼう(本来、HPが最大HPの1/4以下の時に使用するきのみを、HPが最大HPの半分以下の時に使うようになる)
体重  :71.5kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
中速単エスパーHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ブーピッグ8045659011080470あついしぼう/マイペース/くいしんぼう
スリーパー8573707311567483ふみん/よちむ/せいしんりょく
ゴチルゼル7055959511065490おみとおし/かちき/かげふみ

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)むし/ゴースト/あく
いまひとつ(1/2)かくとう/エスパー
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

特性「あついしぼう」の場合、ほのおこおり半減


第三世代出身の単エスパー
使わない攻撃が低い以外はバランスの取れた種族値配分だが、単タイプということもあって火力は物足りず、物理耐久は低め。
一方でエスパータイプの最終進化形で唯一特性あついしぼうくいしんぼうを持ち、強制交代技(ふきとばし)も覚える。
変化技は豊富なので、これらの特性や技を絡めて他のエスパーとの差別化を狙いたい。

第九世代ではバークアウト、ふういん、てだすけと、ダブル向けの技を多数習得。
他にもだいちのちから、ラスターカノン、マジカルシャインと多数のタイプの特殊技を獲得している。
失った技は習得者が激減したどくどく、リサイクル。多少範囲を広げてもいやしのすず、サイドチェンジといった程度。
元の火力の低さを考えると、特にくいしんぼうと相性の良いリサイクルは少々痛いが、全体的にはそう悪くはない。
火力面が第七世代までから比較して、ややデフレ傾向にあることも考えれば総合すれば強化寄りと言えるか。
一方で新顔のアノホラグサかぜのりの場合、ふきとばしが無効化され逆に強化することになるため注意。
また、第八世代までは単エスパーの一般ポケモンで唯一習得できていたパワージェムをエーフィクレセリアも習得可能になった。
前者には火力と素早さで、後者には耐久で負けているため、独自性の強い特性やほかの技を生かした立ち回りを意識したい。

タマゴ技のシンプルビームはHOME経由で習得したブーピッグ系統かゴルダック系統を連れてくれば遺伝可能。HOME側で思い出させるのを忘れずに。
藍の円盤(バイオレットはマルチ必須)で出現するラティオスも習得するため、SV単体でもものまねハーブを持たせて遺伝可能。

「【ダブル】マイペーススキルスワップ型」はノートにあります。



特性考察 [編集]

あついしぼう
炎タイプ・氷タイプの攻撃技のダメージを半減する。エスパーでは自身のみ。パワージェムとあわせて、炎・氷に強く出られる。
ただしマニューララウドボーンウルガモス等にはもう一方のタイプで一致弱点を突かれる。
ブーピッグより弱点は多いが、似たような耐性を持つヤドランヤドキングの存在も大きな壁。
マイペース
混乱と特性いかくを無効化。
混乱の自傷率低下により、混乱技持ちは環境から減少傾向にあり、活きる場面は少ない。
いかく耐性も攻撃力が極端に低いブーピッグにはほぼ関係ない。
有用性や差別化の観点から、他の特性が推奨される。
くいしんぼう
隠れ特性。HPが減少したときに使うきのみの消費タイミングが早まる。こちらもエスパーでは自身のみなので差別化しやすい。
相性のいいゲップも覚える。
カムラのみ、ヤタピのみ、ウイのみなどを持たせて。

技考察 [編集]

攻撃技タイプ威力命中効果解説
サイコキネシス90(135)100特防↓10%タイプ一致技。性能安定。
サイコショック80(120)100-タイプ一致技。特殊受け対策。
みらいよち120(180)1002ターン
後に攻撃
最高火力。相手の交代を誘発させる目的にも使える。
きあいだま12070特防↓10%対悪・鋼。高威力・命中不安。
だいちのちから90100特防↓10%対鋼。抜群範囲が広い。
パワージェム80100-対虫や、あついしぼうでの炎・氷に対する遂行手段。
シャドーボール80100特防↓20%対エスパー・ゴースト。
エナジーボール90100特防↓10%ヌオートリトドンに。
くさむすび20~120100-威力不安定。100.0kg以上ならエナジーボール超え。
ゲップ12090-きのみ消費の条件付き。くいしんぼうとあわせて。
ひやみず50100攻撃↓100%物理への交代読みで。
バークアウト5595特攻↓100%特殊アタッカー対策。みがわり貫通。ダブルでは相手全体攻撃。
マジカルシャイン80100-対悪・ドラゴン。ダブルでは相手全体攻撃。
ラスターカノン80100特防↓10%対氷・フェアリー。
ミラーコート-100優先度-5高い特殊耐久を活かして倍返し。
変化技タイプ命中解説
でんじは90サポート用。電気や地面、ひらいしん等には無効。
ちょうはつ100補助技対策。耐久型に。
トリック100メガネやスカーフとあわせて。
ふきとばし-積み技対策や、交代読みで。
トリックルーム-トリパ起動やS操作対策に。自身は中速なので状況に応じて切り替えてもよい。
リフレクター-サポート用。味方の物理耐久を強化。
ひかりのかべ-サポート用。味方の特殊耐久を強化。
めいそう-特攻・特防を補強。
わるだくみ-特攻を大幅強化。
ドわすれ-特防を大幅強化。特殊に滅法強くなる。
ねむる-状態異常も含め全回復。カゴのみやねごととあわせて。
ねごと-催眠技対策や、ねむるとあわせて。
みがわり-補助技対策や、きのみの発動に。
ふういん-ダブル向き。まもるやトリックルームとあわせて。
アンコール100妨害技。積み技対策。
てだすけ-サポート用。ダブルでの補助に。
シンプルビーム100強特性持ちの相手や、積み技持ちの相方に。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
ハイパーボイスゴーストを透かす。格闘は呼びにくい。
テラバースト解説
ひやみず
テラバースト
解説
チャージビーム
テラバースト
麻痺無効。
エナジーボール
くさむすび
粉技無効。虫が一貫する。あついしぼうの場合は弱点が2個減る。
こごえるかぜ
テラバースト
あついしぼうなら炎等倍だが、それでも耐性は良くない。
きあいだま対悪。
テラバースト解説
だいちのちからあついしぼうなら氷等倍。
テラバーストあついしぼうなら氷等倍。
サイコキネシス
サイコショック
アシストパワー
一致技の強化。
テラバーストあついしぼうなら炎等倍。
パワージェムあついしぼうならテラスタル後は複合タイプ以外で炎技を1/4倍で受けられる。
無補正H特化でこだわりメガネのイーユイが炎テラスタルオーバーヒートを使用しても確3で止まり。
悪技が絡まなければほぼ完封する可能性も秘めている。
弱点を突かれやすいものの、天候補正やとつげきチョッキで特防を上乗せ出来てミラーコートもあるので意外と油断ならない。
シャドーボール虫が半減になるが、ほかの弱点は据え置き。
テラバーストあついしぼうで氷等倍。
バークアウト
テラバースト
対エスパー・ゴースト。いたずらごころ耐性の獲得。
ラスターカノン優秀な耐性を獲得。あついしぼうなら炎等倍。格闘は呼びにくい。
マジカルシャイン対悪。あついしぼうなら炎をサブウェポンに持つドラゴンを受けられる。

型考察 [編集]

めいそうカムラ型 [編集]

特性:くいしんぼう
性格:おくびょうorひかえめ
努力値:CS252をベースに調整
持ち物:カムラのみ
確定技:サイコキネシスorサイコショック/めいそう
攻撃技:きあいだま/くさむすびorエナジーボール/シャドーボール/ゲップ/パワージェム/だいちのちから/マジカルシャイン
補助技:ちょうはつ/みがわり

めいそう+カムラのみで「ちょうのまい」のような動きができる。
特性くいしんぼうのおかげでカムラのみを発動させた後もHPに余裕が残る。
基本的に自分より遅い相手に繰り出し、めいそうを積めるだけ積んでから攻撃に入る。

サイクルコントロール型 [編集]

特性:あついしぼう
性格:ひかえめ/おだやか
努力値:HC252をベースに耐久調整
持ち物:たべのこし
確定技:みらいよち/まもる/ふきとばし
攻撃技:サイコショックorサイコキネシス/きあいだま/くさむすびorエナジーボール/シャドーボール/パワージェム/だいちのちから/マジカルシャイン
補助技:みがわり/アンコール

ふきとばしとみらいよちを用いて相手の交代をコントロールし、後続のかくとうタイプやどくタイプのポケモンを倒す型。

みらいよちを使った次のターンはまもるで凌ぎ、みらいよち発動ターンでふきとばしを使うのが定石。
ただ、相手もふきとばし読みで交代しない可能性もあるので、みらいよち発動ターンでブーピッグを交代させるのも手。

確定技で三枠埋められる為、あと一つは攻撃技か妨害技を選ぶ。
対面で弱っている相手を倒し切る為に一致技であるサイコショック、もしくは対悪となるきあいだまかマジカルシャインが無難か。


対ブーピッグ [編集]

注意すべき点
特性あついしぼうにより炎・氷に強く、パワージェムやだいちのちからで弱点を突ける。
特殊耐久も高いのでサイクル戦向き。
ふきとばしがあるため、積み技は使いづらい。他にも補助技多数。
対策方法
火力は平凡なので、特殊耐久が高いポケモンを繰り出せば止まりやすい。
防御が低いので物理技で攻めるのが有効。補助技はちょうはつやアンコールで対処。

外部リンク [編集]