ゼブライカ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

ゼブライカ [編集]

No.0523 タイプ:でんき
通常特性:ひらいしん(でんきタイプの技を受けた時、その技を無効化し特攻を1段階上げる。
           ダブルバトルで自分以外のポケモンが使った単体対象のでんきタイプの技の攻撃対象を自分にする。)
     でんきエンジン(でんきタイプの技を受けた時、その技を無効化し素早さを1段階上げる。)
隠れ特性:そうしょく(くさタイプの技を受けた時、その技を無効化し攻撃を1段階上げる。)
体重  :79.5kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
電気/物理HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性炎技
ゼブライカ75100638063116497でんきエンジン/ひらいしん/そうしょくオーバーヒート・ニトロチャージ
エレキブル7512367958595540でんきエンジン/やるきほのおのパンチ
レントラー8012079957970523とうそうしん/いかく/こんじょうほのおのキバ

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)じめん
いまひとつ(1/2)でんき/ひこう/はがね
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

特性「でんきエンジン」「ひらいしん」の場合、でんき無効
特性「そうしょく」の場合、くさ無効


第五世代出身の単でんきポケモン。
典型的な速攻アタッカー気質で、いずれの特性でも特定のタイプの技を無効化し自身の能力を上げられる。
とはいえ素の火力は並以下、素早さもインフレ気味の昨今の環境において絶対的という程ではなく、純粋なエースは少々荷が重い。
ボルトチェンジや豊富な変化技、広めの技範囲を活かして器用に立ち回るのが重要。

第九世代では新技のサンダーダイブを習得。命中はワイルドボルトにやや劣るが、成功した場合はダメージを受けず威力も上。
タスキが潰れるのを嫌ってワイルドボルトを切ることさえままあったゼブライカにとって、一致物理技の選択肢が増えたことは喜ばしい。
更にサブウェポンとして10まんばりき、スマートホーンを獲得。
変化技・補助向けの技もエレキネット、じならし、ちょうはつ、バトンタッチ、ほえるとレパートリーが一気に増えた。
失った技はどくどく、サイドチェンジ程度だが、さきどり、よこどり、プラズマシャワー、おいうち、めざめるパワーは技ごと廃止。

環境面では新たな物理でんきアタッカーとしてテツノカイナパーモットが登場。
前者は重火力アタッカーなので差別化は自然と為されるが、後者は高速アタッカーとしての枠を争うことになる。
素早さでは上回る一方、物理火力ではやや劣り、複合がある分一致技の範囲もあちらが上回る。
単純な性能としては一長一短な印象のため、どちらを採用すべきかは編成全体と相談して決めるとよいだろう。



特性考察 [編集]

いずれの特性もかたやぶりで貫通されるが元々低耐久故サブウェポンでも致命傷になりがちなので運用上大差はないだろう。
今作でバトンタッチを習得し、ダブルでは味方の全体攻撃技にも対応しているので、じゃくてんほけん等を用いた新たな搦め手の採用も考えられる。
テラバーストも、ひらいしん・そうしょくのどちらにも対応性がある。
テラスタイプが水ならいずれの特性でも電気か草を無効化でき、弱点が1つに。

ひらいしん
電気技を引き寄せて無効化。オーバーヒートやボルトチェンジなど特殊技を採用すれば、特攻上昇の恩恵も受けられる。
ダブルでほうでん持ちや電気弱点の相方と組ませる際に有用。
シングルでも電気技読みで後出しできるようになるが、こちらからの有効打は無く、トレースに弱い。でんきエンジンも同様。
でんきエンジン
こちらは素早さを上げられるが、自身への恩恵よりはバトン戦術により活きる。
こうそくいどうと併せれば、エレキボールの威力もそこそこ安定する。
こちらも、ダブルでは味方のほうでんで能動的に発動できる。
ひらいしんと違い引き寄せ効果は無いので、ダブルで味方の電気技を邪魔したくない時にも。
そうしょく
隠れ特性。炎技所持と相まって、電気の通りが悪い草に役割が持てるので優先度は一番高い。攻撃上昇も活かしやすい。
また、そうしょく持ちでは最速で、へびにらみ無効といった点から、あまのじゃくジャローダ対策にもなる。
ダブルでは、味方のはなふぶきによって能動的に発動できる。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
サンダーダイブ100(150)95外すと反動タイプ一致技。威力は高いが、外すと反動がワイルドボルト以上に痛い。
じめんタイプやまもる、でんき無効の特性にも注意。
ちいさくなる相手に必中&威力2倍。
ワイルドボルト90(135)100反動1/4サンダーダイブより命中安定で相手のまもる・地面への交代時も反動なし。
こちらはタスキとの相性が悪い。
けたぐり20~120100-対岩・鋼・悪。岩/鋼複合やバンギラスセグレイブ等に。
10まんばりき9595-対岩・電など。稀に外すこと以外は使いやすい。
じならし60100素早さ↓100&追加効果が優秀だが、ダブルでは工夫をしないと味方に負荷をかける。
ニトロチャージ50100素早↑100%対草。抜群でも等倍すてみタックル以下。
追加効果が優秀だが、素早さは元々高い。
くさわけ50100素早↑100%ニトロチャージと選択。どちらも特性で無効化される。
オーバーヒートを採用するなら技範囲の被らないこちらの優先度が高めか。
でんこうせっか40100優先度+1タスキ潰しやとどめの一撃に。
フェイント30100優先度+2威力は少し落ちるが優先度は高い。ダブルでのまもる解除にも。
特殊技タイプ威力命中効果解説
ボルトチェンジ70(105)100自分交代タイプ一致技。攻撃しつつ撤退。不利対面回避に。
10まんボルト90(135)100麻痺10%タイプ一致技。性能安定。
かみなり110(165)70麻痺30%タイプ一致技。高威力命中不安。雨で必中。
エレキボール20-150
(30-225)
100S比で威力変化タイプ一致技。バトンタッチ用にこうそくいどうやでんきエンジンを積むなら一考。
チャージビーム50(75)90特攻↑70%タイプ一致技。バトンタッチ型のお供に。悠長に撃てる隙は少ない。
エレキネット55(82)100相手全体
素早さ↓100&
タイプ一致技。追加効果が優秀。
オーバーヒート13090特攻↓↓対草。両刀・撃ち逃げ向き。
テラバースト80<120>100-自身のテラスタルのタイプに変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
ひらいしん・そうしょくのどちらにも対応性がある。
変化技タイプ命中解説
じゅうでん-耐久の向上と、一度だけでんき技の火力を上げられる。
こうそくいどう-自身よりはバトンタッチ用。
でんじは90サポート用。電気や地面、ひらいしん等には無効。
いやなおと85耐久型対策。擬似的に攻撃を強化。
のどスプレーの発動もできる。
かいでんぱ100特殊アタッカー対策に。
ちょうはつ100妨害用。速いので使いやすい。
みがわり-補助技対策。でんじはと相性が良い。
ほえる-対面の操作に。こちらものどスプレーと併用可。
でんじふゆう-地面技対策。耐性向上に。
ひかりのかべ-サポート用。リフレクターは覚えない。
バトンタッチ-積み技や道具やみがわりや特性などで上がった能力と併せて。

型考察 [編集]

両刀型 [編集]

特性:そうしょくorひらいしん
性格:せっかち/むじゃき
努力値:S252 AC調整
持ち物:いのちのたま/ふうせん/きあいのタスキ
確定技:サンダーダイブorワイルドボルト/オーバーヒート
攻撃技:ニトロチャージorくさわけ/すてみタックル/でんこうせっかorフェイント/ボルトチェンジ/10まんばりき/けたぐり/テラバースト
補助技:でんじは/いやなおと/みがわり/ちょうはつ
テラスタイプ:電/水

草無効のそうしょくか、電気無効のひらいしんの選択。
オーバーヒートは電気技と相性がよく、幅広く攻撃できる。

メインウェポンは物理、特殊は少なくともオーバーヒートは確定なので、性格はせっかちorむじゃき。
せっかちならダウンロード対策になる。
一方むじゃきなら多くの先制技のダメージを増やさなくて済む。


対ゼブライカ [編集]

注意すべき点
S116と素早く、物理・特殊のどちらでも戦える種族値・技を持つ。
特性「そうしょく」とオーバーヒートにより、草タイプで受けるのは不安が残る。
対策方法
先手で地面技を撃つ。こだわりスカーフ持ちガブリアス霊獣ランドロスがオススメ。
耐久は低いので高威力の一致技で圏内に押し込める。
火力も控えめ。麻痺は効かないがおにびは有効なため積極的に撃っていきたい。

外部リンク [編集]