スイクン - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

スイクン [編集]

No.0245 タイプ:みず
通常特性:プレッシャー(受けた技のPPを1多く減らす)
隠れ特性:せいしんりょく(怯まず、威嚇の効果を受けない)
体重:187.0kg(けたぐり・くさむすびの威力100)
一撃必殺持ち耐久水HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
スイクン100751159011585580プレッシャー/せいしんりょく
ヘイラッシャ150100115656535530てんねん/どんかん/みずのベール


ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)でんき/くさ
いまひとつ(1/2)ほのお/みず/こおり/はがね
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

三聖獣:ライコウ | エンテイ | スイクン


第二世代の三聖獣(通称三犬)の一体で単みず準伝説ポケモン。
耐久値に優れ、数値受け耐久型ポケモンの代表格として知られる。
みず単は半減4、弱点2と耐性も悪くなく、耐久型としては素早さも高めな点も高評価。

第九世代では多くの水ポケモンがねっとうを没収された中、引き続き習得できるのは非常に大きい。
引き続きメインウェポンとなるだろう。
一方で有用な回復技がねむるしか無いのも相変わらず。場持ちは良いが必然的に使い捨てになりがち。
同じ水タイプの物理受けとして競合するヘイラッシャは最大のライバル。
スイクン以上の物理耐久を持ち、てんねんで積みを無効化するなど物理受けに向いた要素が多く一撃必殺技の命中もこちらより高い。
とはいえ、あちらはねっとうを覚えず、素早さと特殊耐久、特殊火力にも差があるので差別化は容易だろう。

ダブルバトル視点ではおいかぜを使えるのが個性的。
非飛行タイプで覚えるのは珍しく、ねっとうでのやけど狙い、めいそうでの詰め要員など、放置を許しにくいのもポイント。
特性せいしんりょくによりねこだましも無効の為、ちょうはつにさえ気をつければ安定して始動を狙える。
しかし第九世代ではリフレクターとじゃくてんほけん発動用のじならしが没収されており、サポ―ト要員としては弱体化傾向にあるのが懸念点。

+  スイクンとクレセリアポリゴン2との比較


特性考察 [編集]

プレッシャー
通常特性。高耐久と相性が良く、まもるやみがわりでPP切れを狙える。
相手の特性によっては、登場時の発動順でS調整を見抜くこともできる。
せいしんりょく
隠れ特性。ねこだましやいわなだれが飛び交うダブルで真価を発揮する。
第8世代からはいかくを無効にする効果が追加された。
霊獣ランドロスガオガエンに対し、タイプ相性もあわせて優位に立てる。
VC金銀クリスタル、ハマナスパーク(BDのみ)か、とくせいパッチを使用することで入手できる。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
ねっとう80(120)100火傷30%
凍り解除
タイプ一致技。追加効果が優秀。耐久型で。
今作では多くのポケモンが覚えられなくなり希少性が上がった。
なみのり90(135)100全体攻撃タイプ一致技。中威力・命中安定。
ハイドロポンプ110(165)80-タイプ一致技。高威力・命中不安。
れいとうビーム90100凍り10%対草・ドラゴン。水定番のサブウェポン。
ふぶき11070凍り10%同上。命中不安だが火力を求める場合に。雪で必中。
こごえるかぜ5595相手全体
素早さ↓100%
追加効果が優秀。サポート用。
バークアウト5595相手全体
特攻↓100%
追加効果が優秀。サポート用。みがわり貫通。
ミラーコート-100優先度-5高い特殊耐久を活かして倍返し。
ぜったいれいど-20一撃必殺耐久型対策。氷やがんじょうには無効。詳細は後述。
テラバースト-80<120>100タイプ変動テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
物理技タイプ威力命中効果解説
しんそく80100優先度+2タスキ潰しに。他の先制技より速い。
変化技タイプ命中解説
めいそう-特攻・特防を補強。特殊方面を補える。居座りに。
ねむる-状態異常も含め全回復。めいそうやカゴのみとあわせて。
ねごと-ねむるを採用するなら候補。ぜったいれいどのPPをカバー可能。
まもる-ターン稼ぎや、プレッシャーとあわせて。
みがわり-補助技対策や、プレッシャーとあわせて。
ほえる-積み技対策。まもる・みがわり貫通かつ必中。
おいかぜ-サポート用。味方の素早さ倍増。
てだすけ-サポート用。味方のアタッカーのフォローに。
+  採用率の低い技

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
テラバースト霊無効。ポリゴン2と競合する。
テラバースト解説
ねっとう
なみのり
ハイドロポンプ
一致技のあと一押しが欲しいときに。
テラバースト弱点が1つだけになる。地面はもともと呼びにくい。
テラバースト粉技無効、弱点をすべて半減。炎は呼びにくいが弱点は多め。
ぜったいれいど
ぜったいれいどの命中率が30に上がる。雪の恩恵を受けられる。
だが弱点タイプが多い上に本来相手をしたい炎や鋼が相手できなくなる。
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
エアスラッシュ半減は虫の上位互換だが呼ぶ電気弱点が据え置き。
テラバースト解説
テラバースト高い物理耐久と耐性は相性がよい。
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト弱点をすべて半減。フリーズドライが一貫することには注意。
テラバースト解説
テラバースト多耐性。炎にはもともと強い。
テラバースト良耐性。

型考察 [編集]

ねむカゴ型 [編集]

特性:プレッシャー
性格:おくびょう/ずぶとい
努力値:H252 B252orS調整 残りB
持ち物:カゴのみ
確定技:ねっとう/ねむる
選択技:れいとうビーム/ミラーコート/ぜったいれいど/めいそう

有利対面からねっとうを放ち、相手後続に負荷をかけていく。
特殊が居座ったらめいそうを積んで全抜きを狙うことも可能。
ねむカゴにより積んでから全回復でき、状態異常にも強い。

低火力の耐久型を起点にできるので、物理アタッカーと相性が良い。
エレキフィールドを張られるとねむるを使えなくなる上に弱点のでんき技の威力が増すため、でんきに強いポケモンと組ませるのも手。

ねっとうの追加効果である火傷はダメージ水増しにも優秀だったが、
第七世代以降火傷ダメージが減少し、遂行速度が落ちてしまった。

まもみがプレッシャー型 [編集]

特性:プレッシャー
性格:おくびょう/ずぶとい
努力値:HBS調整
持ち物:たべのこし
確定技:まもる/みがわり/ねっとう/めいそう

まもる・みがわりと特性プレッシャーでPP切れを狙う耐久型。
ねっとうの火傷やめいそうとあわせればみがわりを残しやすい。

受けループにも強く、H実数値を204以上にすればみがわりがちきゅうなげを耐える。
ほえるはエアームド等のふきとばし対策。みがわりごと流される前に先手で流す。

ゴツメねむねご型 [編集]

特性:プレッシャー
性格:ずぶとい
努力値:HBベースでC調整
持ち物:ゴツゴツメット
確定技:ねむる/ねごと/ハイドロポンプorねっとう/れいとうビームorこごえるかぜ

ゴツゴツメットで相手を削りつつ、ねむるで回復する物理受け型。
耐久型対策のどくどくに強く、眠っている間もねごとで攻撃できる。
接触技中心の物理アタッカーに効果覿面。
じしんやストーンエッジを持つ岩や地面には水技や氷技を撃てる。

ゴツメ対面型 [編集]

特性:プレッシャー
性格:ずぶとい/ひかえめ
努力値:H252 BCS調整
持ち物:ゴツゴツメット
確定技:ねっとう/れいとうビームorこごえるかぜ/ほえる/ミラーコート

対面構築向き。ねっとうやこごえるかぜの習得により速攻物理アタッカーに強い。
他にも積み技にはほえる、特殊型にはミラーコートで対応可能。

アタッカー型 [編集]

特性:プレッシャー
性格:ひかえめ/おくびょう
努力値:C252 HorS252
持ち物:とつげきチョッキ/オボンのみ/じゃくてんほけん
確定技:ハイドロポンプ/れいとうビームorふぶき
攻撃技:ねっとう/なみのり(ダブル)/こごえるかぜ/ミラーコート/ぜったいれいど/しんそく
補助技:めいそう

水+氷の攻撃範囲を活かし、主に特殊と撃ち合うアタッカー型。
めいそう+ハイドロポンプやチョッキ+ぜったいれいどが強力。

持ち物考察

とつげきチョッキ
一致弱点を突かれてもミラーコートで倍返しできる。
低火力の相手にはぜったいれいどの試行回数を稼げる。
オボンのみ
物理・特殊を問わず発動するため腐りにくい。
補助技も使えるので相手の計算を狂わせられる。
じゃくてんほけん
両刀が可能に。
積み技のスペースも省け、AC以外にも努力値を割ける。

選択技考察

ぜったいれいど
チョッキと相性が良く、耐久型に圧力をかけられる。
+  型サンプル

対スイクン [編集]

注意すべき点
耐久値が高く、弱点は少ない。どくどくもねむるで回復されてしまう。
プレッシャー、めいそう、ぜったいれいどを持つため、長期戦は危険。
対策方法
高威力の一致弱点技、一撃必殺技で短期決戦を狙いたい。
水技・ぜったいれいど無効のラプラスなどが有利。

外部リンク [編集]