グレイシア [編集]
No.0471 タイプ:こおり 通常特性:ゆきがくれ(天気が「ゆき」の時、回避率が1.25倍になる) 隠れ特性:アイスボディ(天気が「ゆき」の時、毎ターン終了時にHPを最大値の1/16ずつ回復する) 体重 :25.9kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
特殊氷 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
グレイシア | 65 | 60 | 110 | 130 | 95 | 65 | 525 | ゆきがくれ/アイスボディ |
フロストロトム | 50 | 65 | 107 | 105 | 107 | 86 | 520 | ふゆう |
モスノウ | 70 | 65 | 60 | 125 | 90 | 65 | 475 | りんぷん/こおりのりんぷん |
テツノツツミ | 56 | 80 | 114 | 124 | 60 | 136 | 570 | クォークチャージ |
ブイズ:イーブイ シャワーズ サンダース ブースター エーフィ ブラッキー リーフィア グレイシア ニンフィア
イーブイの進化系、通称ブイズの一角に当たる単こおりタイプ。
特攻が高く、防御・特防がそれに続く典型的な重火力アタッカー気質の配分。
だがHPの低さで耐久指数は相殺されてしまい、耐性も劣悪なことから数値ほどの硬さを持たない。
耐えて反撃という基本スタイルと噛み合わず、行動機会の確保が課題となるポケモン。
また、ブイズ共通のサブウェポンの貧弱さも難で、一致技以外で威力が80以上のものはノーマル、ゴーストのみ。
前者は弱点を突けず、後者は等倍範囲こそ広く補完も悪くないが威力も80止まり。
アタッカーとして運用する場合、一貫性を作ってから暴れるか、テラスタルも絡めテラバーストを採用することになる。
幸い、ブイズ特有の変化技の豊富さから、単なるアタッカーとして以外の運用も可能。
想定する役割に応じた技構成により、パーティ全体でカバーする意識をしておくべきだろう。
第九世代では霰が廃止、代わりに登場した雪はスリップダメージが消滅したがこおりタイプの防御が1.5倍になる。
元々防御の数値は高いので相性はよい。特性の発動条件でもあるので、可能ならば狙っておきたい。
現環境でのゆきふらしはユキノオーのみだが、専用技でヤドキングも雪を降らせながらグレイシアに交代可能。
さらにDLCにて追加されたわざマシンでなんとじゅうりょくを新規習得。
雪以外にもふぶきの命中を補う手段を得たが、それ単体ではゆきげしきの方がメリットが多いので後続サポートも兼ねたい場合の選択肢。
特性考察 [編集]
- ゆきがくれ
- 第九世代で霰が廃止、代わりに登場した雪は物理耐久を補強してくれる。
元々数値上は防御が高い為、HPの低さを加味しても物理相手ならば多少は発動機会を稼ぎやすくなった。
重火力アタッカー気質の性能を持つため発動時の恩恵は大きく、ダイマックスの廃止で前世代よりは活躍しやすい。
一方で雪を降らせる手段も激減。ゆきふらしはユキノオーのみとなり、弱点はモロに被る。
- アイスボディ
- 隠れ特性。物理耐久が上昇することとの相性自体は良い。
とはいえ回復量はあまりに微量、他の回復リソースも貧弱なので結局確定数が変わらない相手も多く、過信は禁物。
発動時の見返りの大きさから、爆発力ではゆきがくれに劣る。
こちらを採用する場合は明確な仮想敵を設定し、確定数が変わる調整を意識しておきたい。
技考察 [編集]
特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
---|---|---|---|---|---|---|
ふぶき | 氷 | 110(165) | 70 | 凍り10% | タイプ一致技。雪やじゅうりょくとあわせて。 | |
れいとうビーム | 氷 | 90(135) | 100 | 凍り10% | タイプ一致技。性能安定。 | |
フリーズドライ | 氷 | 70(105) | 100 | 凍り10% | タイプ一致技。みずタイプに抜群が取れる。ギャラドスなどに4倍。 | |
こごえるかぜ | 氷 | 55(82) | 95 | 素早↓100% | タイプ一致技。追加効果が優秀。サポート用。 | |
シャドーボール | 霊 | 80 | 100 | 特防↓20% | 一貫性の高いサブ。ラウドボーンやサーフゴー等に。 | |
アシストパワー | 超 | 20 | 100 | - | 自身は有用な積み技をあまり持たないのでバトン経由で。 | |
ひやみず | 水 | 50 | 100 | 相手攻撃↓100% | 対炎。追加効果が優秀。 | |
みずのはどう | 水 | 60 | 100 | 混乱20% | 対炎。これ以上の威力の水技は覚えない。 | |
どろかけ | 地 | 20 | 100 | 命中率↓100% | ゆきがくれとシナジーがある追加効果が優秀。威力が低いのでダメージはおまけ。 | |
マッドショット | 地 | 55 | 95 | すばやさ↓100% | 対炎鋼岩。威力は低いが補完性は高い。追加効果も優秀。 | |
ハイパーボイス | 無 | 90 | 100 | - | 身代わり対策に。 | |
ウェザーボール | 無 | 50/100 (150) | 100 | 天候準拠 | 雨での対岩・炎や、晴れでの対鋼・氷、砂嵐での対氷に。 雪でもメインウェポン級の性能になる。 | |
ミラーコート | 超 | - | 100 | 優先度-5 | 特殊技を倍返し。タスキやチョッキとあわせて。ゆきがくれとは相性が悪い。 | |
テラバースト | 無 | 80<120> | 100 | - | テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。 | |
物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
こおりのつぶて | 氷 | 40(60) | 100 | 優先度+1 | タイプ一致技。先制技。タスキ潰しに。 | |
くさわけ | 草 | 50(75) | 100 | 素早さ↑100% | 積み技感覚で使え、バトン戦術にも有用。 | |
変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | |||
あくび | 無 | - | 流し技。起点作りや、交代読みで。 | |||
ゆきげしき | 氷 | - | 特性の発動や、ふぶきとあわせて。 | |||
めいそう | 超 | - | 特攻と特防を強化する。鈍足かつ耐性が貧弱なため積むタイミングはシビア。 | |||
うそなき | 悪 | 100 | 特殊受けを弱体化。 | |||
ねがいごと | 無 | - | 回復技。主にサポート用。 | |||
まもる | 無 | - | ターン稼ぎに。あくびやねがいごと、たべのこしとあわせて。みきりも覚える。 | |||
バトンタッチ | 無 | - | 積み技やみがわりとあわせて。 | |||
じゅうりょく | 超 | - | 場を5ターンの間重力状態にする。 自身にはふぶきの命中補強程度の恩恵だが、味方のサポートを兼ねるなら。 |
テラスタル考察 [編集]
型考察 [編集]
特殊アタッカー型 [編集]
特性:ゆきがくれ/アイスボディ
性格:ひかえめ/おくびょう
努力値:C252 HorS252
持ち物:とけないこおり/ひかりのこな/じゃくてんほけん/いのちのたま/半減実/こだわりメガネ/きあいのタスキ/こだわりスカーフ/とつげきチョッキ
確定技:れいとうビームorふぶき/フリーズドライ
選択技:こおりのつぶて/こごえるかぜ/シャドーボール/ミラーコート/ひやみず/マッドショット
補助技:あくび/まもる/ねがいごと/うそなき
高い特攻から一致氷技を放つアタッカー型。
フリーズドライがあるので水タイプ、特に足の遅いドヒドイデ・ヌオーに受けを任せているパーティに役割を持てる。
しかしHPの低さから数値受けできない耐久でタイマン性能は低く、基本は撃ち逃げを優先すべきか。
- 型サンプル
- 特性 :アイスボディ
性格 :ひかえめ
努力値:H212 C252 S44
持ち物:とつげきチョッキ
技構成:ふぶき/フリーズドライ/こおりのつぶて/ミラーコート
CぶっぱでSは4振り70族と同速まで振り、余りをHに回して耐久確保。
65族周辺はアーマーガア、ブラッキーなど上を取れれば交代出しを押し切れる可能性のあるポケモンが多いのでSは要調整。
水に役割が持てるフリドラ、タスキ潰しのつぶて、特殊全般を返り討ちにできるミラコは個人的には必須級。
対グレイシア [編集]
- 注意すべき点
- C130からの一致氷技が脅威。強力なドラゴン勢を、マルチスケイルやヤチェのみを貫通して確1にする威力。タスキも先制技で潰される。
耐久力も並以上で、不一致弱点などの半端な火力では耐えられて反撃される。特に特殊技はミラーコートで返される恐れもある。
あくび、あまえる、バトンタッチなど、ブイズ特有の豊富な補助技も健在。
- 対策方法
- 防御・特防は高いがHPは低い。回復技もねがいごと程度。
なので、グレイシアより速いポケモンで炎・鋼・岩・格闘の一致技を放てば早急に処理できる。
不一致技で弱点を突く場合は氷技を半減できる水、または同じ氷タイプだと反撃を耐えて2発で倒す流れを作りやすい。
物理アタッカーはあまえる、特殊アタッカーはミラーコートに注意。
水タイプは高耐久ポケモンが多いため後出ししやすいが、フリーズドライには注意。