ウォーグル - ポケモン対戦考察まとめWiki｜最新世代（スカーレット・バイオレット）

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ウォーグル [編集]

No.0628 タイプ：ノーマル/ひこう
通常特性：するどいめ（命中率を下げられない・相手の回避率上昇を無視して攻撃できる）
　　　　　ちからずく（一部の技の追加効果がなくなる代わりに威力が1.3倍になる）
隠れ特性：まけんき（相手に能力を下げられた時、攻撃が2段階上がる）※ワシボンのとき、「はりきり」。
体重　　：41.0kg（けたぐり・くさむすびの威力60）

第五世代出身のノーマル×ひこう複合の一角。素早さは半端だが、同複合では素の攻撃種族値が最も高い。
隠れ特性のまけんきによりいかくに強く、おいかぜやいわなだれ等の優秀な技を覚えるため、ダブルバトルの適性が高い。
ポケモンHOMEの解禁でトルネロス、ボルトロス、Gサンダーも解禁されたが、タイプや習得技がそこそこ異なる。
特にゴースト無効の耐性は、前作に引き続き強力なゴーストタイプが環境に多数存在するので差別化要素として有用。

第九世代では同複合のライバルであるムクホークが復帰。
攻防共に相性の良かったダイマックスが廃止され、シングルでのまけんきの発動機会が減ったこともあって、シングルでの活躍は少々難しくなった。

技方面はアクロバット、のしかかり、きしかいせいを習得。範囲は変わらず選択肢が増加した形。
アクロバットはパワフルハーブ＋ゴッドバード後のメインウェポンとして起用可能。
のしかかりはちからずくの場合、第八世代で廃止されたおんがえし以上の威力で安定したノーマル技になる。
また、新規に設定されたタマゴ技でいわくだきとはねやすめを再習得。習得にはものまねハーブが必要。
当初は剥奪されていたダブルウイングについては、碧の仮面で再習得。

ワシボンについての考察はノートを参照。

特性考察 [編集]

するどいめ

こちらの命中率低下と相手の回避率上昇を無視する。
ダイマックスの廃止で回避戦術が復活したが、相変わらず受動的かつピンポイント。
他の特性が有用なこと、トレース対策もまけんきで十分なので候補外。

ちからずく

技の追加効果を失う代わりに威力が上昇。対象技を使った時のいのちのたまの反動もなくなる。
悪い特性ではないが、まけんきが有用なため採用例は少ない。
ただし第九世代でのしかかりを習得し、第八世代で廃止されたおんがえし以上の威力に。
またアクロバットを習得したことにより、パワフルハーブを持たせて特性適用技のゴッドバードを使用した後も無反動・高火力の飛行技を連発できるようになった。
相性の良い一致技の習得とまけんきへの逆風もあり、採用意義は過去世代よりも高まっている。

まけんき

隠れ特性。相手から能力を低下させられた場合に攻撃が2段階上昇。
特にいかくの跋扈するダブルで有効。ただしダイマックスの廃止で発動機会は落ちている。
なお自身のインファイトや味方の能力低下技でステータスが下がった場合は発動しないので注意。

技考察 [編集]

物理技	タイプ	威力 [力尽く]	命中	効果	解説
ブレイブバード	飛	120(180)	100	反動1/3	タイプ一致技。高威力だが反動が痛い。
ゴッドバード	飛	140(210) [273]	90	溜め技 急所ランク+1 怯み30％	タイプ一致技。ちからずくでウォーグル最大火力になる。 パワフルハーブと合わせて。
アクロバット	飛	55/110 (82/165)	100	-	タイプ一致技。 技スペースを消費するが、パワフルハーブ＋ゴッドバード後のメインウェポンに。
ダブルウイング	飛	40(60)*2	90	-	タイプ一致技。タスキやばけのかわ、みがわりに強いが時々外す。
あばれる	無	120(180)	100	行動固定	タイプ一致技。等倍範囲は広いため、終盤の掃除向き。
のしかかり	無	85(127) [165]	100	麻痺30%	タイプ一致技。ちからずくの場合のメインウェポン。反動が無い高威力技に。
からげんき	無	70/140 (105/210)	100	状態異常時 威力倍増	タイプ一致技。やけど対策に。
インファイト	闘	120	100	防御・特防↓	対岩・鋼。ばかぢからも覚えるが基本こちら。
きしかいせい	闘	20~200	100	残HPで 威力変化	同上。きあいのタスキとあわせれば超威力が狙える。
いわなだれ	岩	75 [97]	90	怯み30%	ちからずく対象技。まけんきなら怯みを狙える。 ストーンエッジは覚えない。
がんせきふうじ	岩	60 [78]	95	素早↓100%	追加効果が優秀。自身にも後続にも活きる。 ちからずくでは命中率以外いわなだれの下位互換。
アイアンヘッド	鋼	80 [104]	100	怯み30%	ちからずく対象技。対岩・妖だが、インファイトと範囲が被りがち。 バンギラス相手でも格闘技の方が刺さるが、反動や珠のダメージを嫌うなら まけんきなら怯みも狙える。
シャドークロー	霊	70	100	急所ランク+1	対霊超。サーフゴーやテツノイワオに。ノーマル技との補完に優れる。
とんぼがえり	虫	70	100	自分交代	攻撃しつつ撤退。スカーフと相性がよい。
特殊技	タイプ	威力 [力尽く]	命中	効果	解説
テラバースト	無	80(120)	100	-	自身のテラスタルのタイプに変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
変化技	タイプ		命中	解説
きりばらい	飛		-	壁、設置技、フィールドを破壊。味方が仕掛けたステロ等の技も取り払ってしまうので注意。
おいかぜ	飛		-	サポート用。味方の素早さ強化。ブレイブバードやとんぼがえりで退場可能。
ビルドアップ	闘		-	攻撃・防御を補強。積む・活かせる機会は少ない。
はねやすめ	飛		-	先手で回復するとじめんやかくとうが刺さるので注意。タマゴ技。

テラスタル考察 [編集]

タイプ	主な技	解説
無	のしかかり からげんき	一致技の強化。
炎	テラバースト	対鋼。やけど耐性にも。
水	テラバースト	解説
電	テラバースト	麻痺無効。
草	テラバースト	粉技無効。
氷	テラバースト	解説
闘	インファイト きしかいせい	サブ技。元の弱点である岩を半減し高威力のインファイトを叩き込める。
毒	テラバースト	解説
地	テラバースト	対電気・岩。
飛	ブレイブバード ゴッドバード アクロバット	一致技の強化。
超	しねんのずつき	対毒。
虫	とんぼがえり テラバースト	通りが悪い。
岩	いわなだれ	解説
霊	シャドークロー	飛・闘との補完に優れる。
竜	テラバースト	解説
悪	テラバースト	いたずらごころ耐性の獲得。
鋼	アイアンヘッド	対岩氷超。
妖	テラバースト	解説
ステラ	テラバースト	タイプはそのままに、各技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

まけんき基本型 [編集]

特性：まけんき
性格：いじっぱりorようき
努力値：AS252 or HA252をベースに調整
持ち物：オボンのみ/混乱実/ラムのみ/いのちのたま/じゃくてんほけん
確定技：ブレイブバード
優先技：インファイト
攻撃技：ギガインパクトorあばれるorからげんき/シャドークロー/とんぼがえり/がんせきふうじorいわなだれ/ねっぷう
補助技：おいかぜ/ビルドアップ/きりばらい

強力な一致技ブレイブバードを軸に攻めていく基本型。
相性補完に優れるインファイトもほぼ確定。
素の耐久は低くないのだが、これらの技により耐久はどんどん削がれていくため短命になりやすいのは注意。

サブとしては威力は低いがシャドークローやとんぼがえりが候補。道具次第ではねっぷうもありか。
無技はでんき（現環境ではほぼFCロトム）ピンポイント気味。

まけんきスカーフ型 [編集]

特性：まけんき
性格：いじっぱりorようき
努力値：AS252
持ち物：こだわりスカーフ
確定技：ブレイブバード
優先技：とんぼがえり
攻撃技：いわなだれ/インファイト/シャドークロー

半端な素早さをスカーフで補う、いかくで止まらないスカーフ枠。
とんぼがえりを持たせて序盤はサイクルを回し、後半にブレイブバードで抜いていく。

準速スカーフだと素早さ198なのでS130族には届かない。最速スカーフならS145族抜き。
ドラパルトを抜くためにもようき推奨。

インファイトはバンギラス、サザンドラを意識するなら採用。

【ダブル】基本型 [編集]

特性：まけんき
性格：ようきorいじっぱり
努力値：AS252 or HA252をベースに調整
持ち物：こだわりスカーフ/ビビリだま/混乱実/ラムのみ/いのちのたま/オボンのみ
確定技：ブレイブバード
優先技：まもる/おいかぜ/インファイト/いわなだれ
選択技：ギガインパクトorからげんき/シャドークロー/とんぼがえり

いかく持ちの採用率が高いダブルではまけんきを発動させやすくなる。
こごえるかぜなどのサポートに対しても発動するため、シングル以上に高火力による負担を掛けやすい。
こごえるかぜによる誤魔化しを牽制でき、耐久も安定していることからおいかぜ始動役としても優秀。
特性上先発での繰り出しが多くなることとも噛み合っている。
いかくを受けない一致120技を連発できるため、おいかぜ後はそのまま高火力アタッカーに転じられる。

Hに252振るとH>B+Dとなるため耐久指数上は非効率だが、ブレイブバードの反動を考慮して基本的にHを優先。

相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3～4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。

対ウォーグル [編集]

注意すべき点

一致技ブレイブバード、相性補完のインファイト、その他岩技、霊技など。
特性まけんきによりAダウンで誤魔化すことができず、うっかり発動させてしまうと全抜きもあり得る。
シングルでも強力だが、ダブルではおいかぜによるサポートも可能。

対策方法

接触技が多いためさめはだ、ゴツゴツメットが有効。
HPは高いがブレイブバードやインファイトの反動で削れるため、数値ほどの硬さはない。
FCロトムなどででんじはやおにびを撃ち、決定力を削ぐのが有効。からげんきには注意。

外部リンク [編集]

• ウォーグル - ポケモン百科事典